父を彷彿とさせるフォーム

先週末はドウデュースが”第89代ダービー馬”の称号を得た。そして今週末からは早くも来年のダービーを目指した若駒たちがデビューする。「今週末の見どころ」では東京、中京の両競馬場で行われる2歳新馬戦をピックアップしたい。

土曜中京5Rの芝1600m戦には9頭が出走する。中でも注目したいのはダイヤモンドハンズだ。父は新種牡馬サトノダイヤモンド、母メチャコルタはアルゼンチンのGⅠ馬という血統。

調教では父を彷彿とさせるフォームで、最終追い切りは栗東CWで6F82.0-66.2-51.8-36.9-11.2という好タイムをマークした。管理するのが現役時代のサトノダイヤモンドを手掛けた栗東・池江泰寿厩舎という点からも注目が集まっており、どのような走りを見せるのか楽しみだ。

藤田晋氏×武幸四郎厩舎×武豊騎手

土曜東京5Rに行われる芝1600m戦に出走するハーツクライ産駒のエゾダイモンは、半兄に香港ヴァーズ2勝のグローリーヴェイズがいる血統。2021年のセレクトセールでは1億8,150万円(税込)という高値で落札された。馬主は藤田晋氏、管理するのは栗東・武幸四郎厩舎、そしてレースでは武豊騎手が騎乗する。

1週前、今週と栗東CWコースで3頭併せの真ん中に入るという調教を重ね、最終追い切りは栗東CWで4F52.9-37.2-11.2のタイムで併入。態勢は整ったと言っていいだろう。

好タイムを連発

日曜中京5Rの芝1400m戦で取り上げたいのは、モーリス産駒で母クッカーニャという血統のナゲットモンスター。管理するのは栗東・西村真幸厩舎、馬主はアジアエクスプレスやベストウォーリアなどで知られる馬場幸夫氏だ。

5月11日には栗東坂路で4F52.6-38.0-24.9-12.7をマークするなど好タイムを連発しており、最終追い切りはCWで6F79.9-65.2-51.5-37.5-12.3というタイムで併入。調教の動きを見る限りでは、デビュー勝ちが期待できる。

SPAIA競馬では、今年もPP指数を用いた「2歳馬ジャッジ」、写真とともに振り返る「注目2歳馬」などのコラムを充実させていく。クラシックホースを探すという意味でも愉しむ要素たっぷりの2歳戦に是非注目してほしい。

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