道中は最後方追走

北海道開催も始まり、夏競馬へと突入した先週末は日曜日にエプソムC(GⅢ・芝1800m)、函館スプリントS(GⅢ・芝1200m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAの本命馬は好走することができたのか、結果を振り返っていく。

エプソムCの本命はジャスティンカフェ。過去10年で6勝の「4歳」、5勝の「前走東京芝コース」、勝率33.3%の「前走2番人気×関西馬」というデータに期待しての推奨だった。

五分のスタートを切ったジャスティンカフェだったが、最後方でポツンと控える形。トーラスジェミニが1000mを59.7というタイムで通過、2番手にコルテジアという隊列で淀みなく流れていった。

直線では各馬が内を開けて走る中、鞍上の横山典弘騎手は馬群の一番内を選択。最後は1着から4着までそれぞれクビ差という接戦、上がり最速の33.5を使ったものの、馬券圏内には届かず4着に終わった。

道中3番手追走から抜け出したのは岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジ。ゴール前でソラを使う場面もあったが、4度目の挑戦で重賞初制覇。2着は外から伸びたガロアクリーク、3着は間を割ってきたダーリントンホールという結果だった。

2022年エプソムCで勝利したノースブリッジ,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


3着とはタイム差なしも7着

サマースプリントシリーズの開幕戦、函館スプリントSでAIが本命に推奨したのは重賞初挑戦のヴェントヴォーチェ。「関西馬」「前走先行」「斤量増」という好データに加え、前走の春雷Sでは1:06.8という好タイムで快勝した点にも注目した。

快足自慢が揃い、11.7-10.2-10.9(32.8)というハイペースの中でハナを奪ったのはビアンフェ。ヴェントヴォーチェは中団馬群のやや後ろからレースを進める。

4角では外を回して直線へと向いたが、雪崩れ込むのが精一杯。2着から0.1秒差、3着とタイム差なしという僅差ではあったが7着まで。

勝利したのは、道中3番手追走で前走桜花賞3着のナムラクレア。斤量50kgということもあり、後続に2馬身半、0.4秒差をつけて力の違いを見せつけた。2着には7番人気のジュビリーヘッド、3着には4角14番手から追い込んだ13番人気のタイセイアベニールが入り、紐荒れとなった。

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