牝馬3連覇中で

2022年上半期GⅠもいよいよラスト。今週は宝塚記念が行われる。王道の天皇賞(春)から臨むタイトルホルダー、ディープボンドに、大阪杯でよもやの大敗を喫したエフフォーリア、牝馬デアリングタクト、ドバイターフを勝ったパンサラッサなど、色彩豊かなメンバーが揃った。ローテーションに見られる特徴を探っていく。

宝塚記念過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA


近年の競馬は適性による使い分けが増えたと言われるが、このレースに関しては長距離GⅠ・天皇賞(春)組が健在。鳴尾記念を経由したラブリーデイも含めると、過去10年で5頭の優勝馬が出ている。また、残る5頭のうち4頭は牝馬だった。天皇賞(春)組を中心に、別路線なら牝馬を狙うべし、だろう。

天皇賞(春)1〜3着馬は【0-0-1-14】、4着以下なら【5-3-1-20】。逆転現象が起きている。もっとも、今年は舞台が同じ阪神内回りであり、この傾向が継続するかは微妙なところ。タイトルホルダーとディープボンドを嫌うというよりは、アイアンバローズ、マイネルファンロンらを軽視しないよう気をつけたい。

牝馬の好走例はローテーションが様々だが、前走3着以上【4-0-3-7】がほとんどであり、今年の出走馬はいずれも強調しにくい。

ただ「中距離GⅠ馬が前走ヴィクトリアマイルで着外」というパターンは15年ヌーヴォレコルト(VM6着→宝塚5着)、ショウナンパンドラ(8着→3着)、17年ミッキークイーン(7着→3着)といずれも着順を上げており、悪くない。VM6着だった三冠牝馬デアリングタクトが、長休明け2戦目でどこまで浮上できるか注目だ。


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