投手3冠の青柳晃洋

阪神・青柳晃洋と中日・大野雄大のインフォグラフィック


昨日は延長12回の末、広島と引き分けた阪神。今日から本拠地・甲子園に戻って中日との3連戦に臨む。その初戦の先発は青柳晃洋と大野雄大。大野が9回完全投球を演じた(最終的には10回1安打完封)5月6日バンテリンドームでの試合以来、再び両雄が相まみえる。舞台を変えて再び白熱の投手戦が期待される注目の一戦だ。

阪神先発の青柳は、ここまで10試合に先発して8勝(1敗)、防御率1.17、勝率.889と、投手3部門でリーグトップの数字をマーク。全ての登板でQS(6回以上自責点3以下)を達成するなど、安定感抜群の投球を続けている。

前回登板した17日のDeNA戦では、6回で96球を投げ、神里和毅に3ラン本塁打を浴びるなど今季最多の4失点。だが、味方の援護もあり同学年の今永昇太との投げ合いを制し、12球団単独トップとなる8勝目を手にした。そこから中6日で今日の登板を迎える。

中日戦での登板は5月6日の1度のみ。この時も延長10回に力尽きはしたが、9回まで許した安打はわずか2本に抑える快投を見せていた。甲子園のマウンドでこの借りを返すことができるか。

再びの快投なるか大野雄大

一方、中日先発の大野は、今季12試合に登板して4勝5敗と黒星先行も、防御率はリーグ5位の2.41、10度のQSを記録。さらに、リーグトップタイの3完投と、エースの名に違わぬ数字が並ぶ。

前回登板した17日の巨人戦でも、8回を10奪三振、1四球、無失点の快投。相手先発の菅野智之に投げ勝ち、チームの連敗を6で止めた。これで5月27日のオリックス戦から4試合連続でHQS(7回以上自責点2以下)を達成。正にエースの投球を続けている。

阪神戦には今季3試合に先発して1勝1敗、防御率1.44の好成績。被打率も.163と猛虎打線を黙らせている。ただ、佐藤輝明には11打数4安打の打率.364、1本塁打と相性が悪い。若き大砲の前に走者を溜めないように気を付けたいところだ。

4月28日、敵地での今季初登板では8回3失点で完投負けを喫した。今日はその雪辱を期して再び聖地のマウンドに上がる。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・高橋奎二−巨人・菅野智之(神宮)
DeNA・今永昇太−広島・大瀬良大地(横浜)

【パ・リーグ】
楽天・田中将大−西武・髙橋光成(楽天生命パーク)
ロッテ・本前郁也−オリックス・山岡泰輔(ZOZOマリン)
ソフトバンク・千賀滉大−日本ハム・上沢直之(PayPayドーム)

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