夏の小倉開催スタート!

7月に突入し暑い季節がやってくる。ということはいよいよ夏競馬のスタートだ。秋のGⅠシリーズを夢見る原石たちが競い合う季節でもある。夏の小倉開催と言えばメイショウカイドウが忘れられない。2005年に小倉大賞典、北九州記念、小倉記念を勝利し史上初の同一年に小倉三冠を達成。まさに小倉巧者の代表格だった。

さて、今回は今週末から開幕する小倉競馬場にフォーカスし、買える騎手特集をやっていく。

小倉競馬場限定! 騎手ランキング

小倉競馬場 騎手ランキング,ⒸSPAIA


まずは約10年間、2012年1月1日から2022年6月24日までに小倉競馬場で行われた2712レースの騎手ランキングを見ていく。

第1位 松山弘平【147-127-117-1030】
第2位 浜中俊【144-129-96-603】
第3位 川田将雅【136-101-64-306】
第4位タイ 幸英明【108-117-119-946】
第4位タイ 藤岡康太【108-98-87-797】
第6位 北村友一【107-110-117-743】

トップは松山弘平騎手。小倉はデビュー初騎乗、初勝利をあげた地。思い返せば特別競走初勝利、重賞初騎乗も小倉だった。縁深い競馬場なのは間違いないだろう。第2位はここ福岡県北九州市出身の浜中俊騎手。初重賞制覇はデグラーティアで制した2008年小倉2歳ステークス。同年には小倉ターフ賞も受賞している。

そして第3位は佐賀県出身の川田将雅騎手。こちらも九州に縁があり、勝率22.4%、複勝率49.6%のハイアベレージ。4位はこれまた九州、鹿児島県出身の幸英明騎手。やはり地元戦は気合の入り方も違うということだろう。

この4人に小倉ターフ賞受賞歴のある藤岡康太騎手、北村友一騎手を足した計6名が100勝以上をあげている。

単勝回収率100%超え 福永祐一騎手は無条件で買い

小倉競馬場 単勝回収率100%オーバーランキングⒸSPAIA


次に近10年間の小倉競馬場の成績で単勝回収率100%超えの騎手8名を紹介したい。

第1位 横山武史【145%】20勝
第2位 鮫島良太【129%】22勝
第3位タイ 松若風馬【124%】92勝
第3位タイ 丸田恭介【124%】44勝
第5位 D.バルジュー【116%】33勝
第6位 菱田裕二【113%】48勝
第7位 福永祐一【112%】41勝
第8位 太宰啓介【108%】41勝

単勝回収率は騎乗数や勝ち星が少なかったりすると一気に跳ね上がるため、騎乗数100回以上かつ20勝以上している騎手限定でランキング化した。

ここで最も注目したいのは第7位の福永祐一騎手。【41-28-13-90】と騎乗機会が少ないため全体ランキングには顔を出さなかったが、勝率23.8%、連対率40.1%、複勝率47.7%とハイアベレージ。騎乗する馬も有力どころが多く平均3.2番人気。負けると単勝回収率が下がってしまうなか、112%は驚異的な数字だ。

他では松若風馬騎手からも目が離せない。2015年の小倉記念、アズマシャトルで重賞初制覇。小倉では92勝をあげており、単勝回収率124%でランキング8人の中では一番勝ち星が多い。

芝1200m&ダート1000mで狙える騎手4人

小倉競馬場 芝1200m 激熱ジョッキー,ⒸSPAIA


次に小倉競馬場のコース別で買える騎手を探っていく。まず一つ目は芝1200mだ。

西村淳也 【単勝回収率148%/複勝回収率103%】
丸田恭介 【単勝回収率193%/複勝回収率113%】
古川吉洋 【単勝回収率175%/複勝回収率106%】

先ほど同様、ある程度の騎乗数がなければ数字が大きく動いてしまうため、100レース以上当該条件で騎乗している騎手のみで調べていく。

一人目は西村淳也騎手。この条件では【18-6-10-138】の成績。過去に一度、単勝9710円、12番人気の馬で波乱を起こしたことがあるが、基本は2〜5番人気の馬で【12-1-5-39】勝率21.0%と堅実な騎手だ。

二人目の丸田恭介騎手はどちらかというと穴タイプ。当該条件では【14-9-10-119】なのだが、単勝10倍未満だと【7-6-5-23】、10倍以上で【7-3-5-96】と母数は違えど、勝ち星など馬券に絡む回数に差がない。単勝万馬券を演出したこともあり、芝1200m戦では忘れずにマークしておきたい存在だ。

三人目の古川吉洋騎手は【5-5-4-110】とデータ上は正直狙いづらいが、5勝のうち3勝が二桁人気。複勝も1280円、2990円、4600円と魅力的な配当がついている。

ダート1000m 激熱ジョッキー,ⒸSPAIA


そして二つ目に狙えるコースはダート1000m。この条件で買い目に入れたいのは単勝回収率100%超えランキングでも登場した松若風馬騎手だ。【12-10-9-75】勝率11.3%、連対率20.8%、複勝率29.2%と安定した成績を残している。ちなみに12勝のうち8勝は牝馬であげており、牝馬のみの単勝回収率190%、複勝回収率159%と跳ね上がるのも魅力的だ。


《ライタープロフィール》
高橋楓。秋田県出身。
競馬のWEBフリーペーパー&ブログ『ウマフリ』にてライターデビュー。競馬、ボートレース、競輪の記事を中心に執筆している。

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