広島得意のサイスニード

ヤクルト・サイスニードと広島・九里亜蓮のインフォグラフィック


史上最速でマジックを点灯させるも、コロナ禍に見舞われ主力が離脱した影響で、7月は5勝11敗と大きく負け越しているヤクルト。昨日の広島戦(神宮)でも3-15と大敗を喫し、今カードの負け越しも決まった。オールスター前最後の一戦となる今日の試合には勝って、前半戦を締めくくりたいところだ。

先発はサイスニード。今季ここまで13試合に登板して4勝3敗、防御率3.89の成績。5月は4試合で防御率1.88と絶好調だったが、6月は5.60、7月も4.91とその頃の安定感は見る影もない。

前回登板した17日のDeNA戦(横浜)では4回77球を投げ、8安打5失点でKO。これまで5試合対戦して3勝無敗とお得意様にしていたDeNA打線につかまり、初黒星を喫してしまった。

広島戦は今季2試合に登板して1勝0敗、防御率0.64と好相性だ。ただし、広島打線は昨日の試合で22安打、15得点するなど好調。特に、2試合連続本塁打で打線に活気をもたらしている秋山翔吾には要警戒だろう。

助っ人右腕は本拠地・神宮のマウンドでは防御率2.44と好投を続けている。今日の登板でもその相性の良さを見せることができるか。

ヤクルト戦今季初勝利なるか

一方、広島の先発は九里亜蓮。今季は16試合に登板(先発は15試合)して4勝6敗、防御率3.30と、昨季の最多勝投手(13勝)としては少し物足りない数字が並ぶ。

前回登板した17日の巨人戦では3年ぶりに中継ぎとして登板。3回54球を投げ、2安打1失点の内容で後続へとつなぎ、チームの勝利に貢献した。そこから中6日で今日は先発のマウンドへ上がる。

ヤクルト戦は今季3試合に先発して0勝1敗も防御率2.84、QS(6回以上自責点3以下)も2度記録しており、試合は作っている。ただ、敵地・神宮では6月19日に5回5失点でKOされた。その雪辱を期しての登板となる。

首位ヤクルトとは10ゲーム差とまだまだその背中は遠いが、直接対決で勝利して少しずつその差を縮めたいところ。まずは9年目右腕の快投で、一ケタ差での前半戦折り返しを狙う。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
阪神・J.ガンケル−DeNA・濵口遥大(甲子園)

【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海−ロッテ・E.ロメロ(札幌ドーム)
西武・平井克典−楽天・辛島航(ベルーナドーム)
オリックス・田嶋大樹−ソフトバンク・東浜巨(京セラドーム大阪)

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