初戦でカナダ下したベルギー

ワールドカップカタール大会で熱戦が続いている。グループFに入った前回3位のベルギーは初戦でカナダを1−0で下して白星スタートを切った。27日16時(日本時間27日22時)からモロッコ、12月1日18時(日本時間2日0時)からクロアチアと戦う。

3大会連続14回目の出場となったベルギー。これまでのワールドカップ成績は以下の通りとなっている。

1930年ウルグアイ大会:1次リーグ敗退
1934年イタリア大会:1回戦敗退
1938年フランス大会:1回戦敗退
1954年スイス大会:1次リーグ敗退
1970年メキシコ大会:1次リーグ敗退
1982年スペイン大会:2次リーグ敗退
1986年メキシコ大会:ベスト4
1990年イタリア大会:ベスト16
1994年アメリカ大会:ベスト16
1998年フランス大会:1次リーグ敗退
2002年日韓大会:ベスト16
2014年ブラジル大会:ベスト8
2018年ロシア大会:3位

前回ロシア大会で史上最高3位

ベルギーは1930年ウルグアイ大会から3大会連続出場したが、初めて上位に進出したのは1986年メキシコ大会だった。グループリーグを1勝1分1敗と苦しみながらも突破すると、決勝トーナメント1回戦でソビエト連邦を4−3で撃破。準々決勝でもスペインを1−1の末PK戦で破った。

準決勝ではマラドーナを擁して優勝したアルゼンチンに敗れ、3位決定戦ではプラティニを擁するフランスに敗れたが、初めて4位に躍進した。

その後、低迷した時期もあったが、3大会ぶりの出場となった2014年ブラジル大会では、グループリーグを3連勝で首位通過し、決勝トーナメント1回戦でアメリカに勝利。準々決勝でアルゼンチンに敗れたものの、1986年大会以来28年ぶりのベスト8入りを果たした。

記憶に新しいのは2018年ロシア大会だ。グループリーグを3連勝で突破し、決勝トーナメント1回戦で日本と対戦。0−2から3点を奪って大逆転勝ちし、日本では「ロストフの悲劇」と呼ばれて何度も紹介された。

さらにベルギーは準々決勝でブラジルを2−1で撃破。準決勝ではフランスに敗れたものの、3位決定戦でイングランドを2−0で下して史上最高の3位に入った。

カタール大会で日本と再戦?

最新のFIFAランキングで2位のベルギーは、2015年11月に史上8カ国目のFIFAランキング1位となるなど、今では世界的強豪のひとつ。カタール大会のヨーロッパ予選でも6勝2分と無敗で突破した。

ユーリ・ティーレマンスら個々の能力が高いだけでなく、組織力も高い。初戦のカナダ戦に出場しなかったエース、ロメル・ルカクのケガの状況が気掛かりだが、初優勝も決して夢ではないだろう。

グループEの日本は1位通過ならグループFの2位と、2位通過ならグループFの1位と決勝トーナメント1回戦で対戦する。もし、ベルギーとのリベンジマッチとなれば最高に盛り上がるだろう。日本が「ロストフの悲劇」の悔しさを晴らすか、あるいは「赤い悪魔」が返り討ちにするか。想像しただけで胸が高鳴る。

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