今年も4歳馬?
2023年1月15日に中京競馬場で行われる日経新春杯(GⅡ・芝2200m)。その名の通り新春の中央競馬を彩る名物競走であり、ハンデ戦ゆえの波乱もしばしば起こるレースだ。SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
本命として名前が挙がったのはロバートソンキーと、4歳勢ヤマニンゼスト、ヴェローナシチー、プラダリア。AI予想エンジンKAIBAが推すロバートソンキーは左回りで【4-1-1-0】と崩れ知らず。また、オールカマーで先着したヴェルトライゼンデよりハンデが2キロ軽いのも嬉しい材料だろう。
4歳は過去10年で当レース8勝というデータ面が強力。なかでも京大競馬研はヤマニンゼストを指名。中京芝2200mの重賞は追い込み馬の台頭が目立ったおり、脚質的にマッチするとの評価だ。
1番人気が予想されるヴェルトライゼンデは意外にも低めの評価。やはり59キロというハンデが敬遠されたか。データ予想の門田光生氏が着目するように、過去10年の日経新春杯で「前走ジャパンC」の馬は【0-0-0-7】であり、臨戦過程も強調はしづらいところ。とはいえ、左回りではいまだコントレイル、サリオス、ヴェラアズール、シャフリヤールのGⅠ馬4頭にしか先着を許していない実績は特筆もので、今回はマイナスの要素を能力でカバーできるかという一戦になる。
AI予想エンジンKAIBA
◎ロバートソンキー
◯ヴェルトライゼンデ
▲ヴェローナシチー
△プラダリア
×サンレイポケット
京都大学競馬研究会
◎ヤマニンゼスト
◯プリマヴィスタ
▲ダンディズム
△ロバートソンキー
×ヴェルトライゼンデ
×ヴェローナシチー
門田光生(データ予想)
◎ヴェローナシチー
◯ヤマニンゼスト
▲プラダリア
△プリマヴィスタ
×ロバートソンキー
編集部競馬班
◎プラダリア
◯ヴェルトライゼンデ
▲ロバートソンキー
△ヴェローナシチー
×プリマヴィスタ
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