4者の本命割れる
2023年1月29日に中京競馬場で行われるシルクロードS(GⅢ・芝1200m)。同舞台のGⅠ・高松宮記念へ向けたステップレースとして、近年特に存在感を増してきた一戦だ。SPAIA予想陣4名の予想をまとめてみよう。
ハンデ戦ということもあってか、4名の本命はバラバラに。マッドクール、グルーヴィット、テイエムスパーダ、シャインガーネットの名前が挙がった。
4連勝中のアイルランド産馬マッドクールにはAI予想エンジンKAIBAが本命を打つ。前走の知立Sは好位から上がり33.3秒の脚で突き抜け、ただ1頭懸命に追いすがった2着馬と0.2秒、3着馬とは0.7秒の決定的な差をつけた。重賞の相手とも遜色なく戦えるだけの器だろう。トップハンデの同世代ウインマーベルより3キロも斤量が軽いことも心強い。
データ予想の門田光生氏が本命にしたのは今村聖奈騎手騎乗のテイエムスパーダ。今年のメンバーは負のデータに引っかかる馬が多いなかで、これといった欠点がなく、相性のいい「京阪杯組」という点を評価している。1200mの重賞にしては逃げたい馬が少ないメンバー構成で、ノーマークで行ければ2つ目の重賞タイトルを獲っても不思議ない。
ほか、京都大学競馬研究会はグルーヴィット、編集部競馬班はシャインガーネットを推す。トウシンマカオ、ナムラクレア、ウインマーベルら強力な4歳勢もいるが、逆転の余地ありと見る向きが多かった。
AI予想エンジンKAIBA
◎マッドクール
◯トウシンマカオ
▲ナムラクレア
△ウインマーベル
×マリアズハート
京都大学競馬研究会
◎グルーヴィット
◯トウシンマカオ
▲ファストフォース
△ウインマーベル
×キルロード
×シゲルピンクルビー
門田光生(データ予想)
◎テイエムスパーダ
◯シゲルピンクルビー
▲ウインマーベル
△トウシンマカオ
×ナムラクレア
×エイティーンガール
編集部競馬班
◎シャインガーネット
◯ナムラクレア
▲トウシンマカオ
△マッドクール
×テイエムスパーダ
☆ファストフォース
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