ファルコンSは不利がありながらハナ差

5月7日(日)、東京競馬場では3歳マイル王を決めるNHKマイルC(GⅠ・芝1600m)が行われる。昨年末の朝日杯FSの上位2頭も駒を進めたが、前走はいずれも敗れての出走で、混戦模様と言えるだろう。果たしてAI予想エンジンKAIBAはどの馬に注目したのだろうか。

AI本命馬:カルロヴェローチェ

●短評
新馬戦は後にホープフルSを制するドゥラエレーデ、UAEダービー優勝馬デルマソトガケらを破って勝利した。2000mの野路菊Sでは案外な結果に終わったが、1600mへの距離短縮となった白梅賞ではスピードを生かして後続に0.5秒差をつける快勝。前走のファルコンSは2着に敗れたが、直線で進路が開かず、追い出しが遅れる場面がありながらのハナ差。力は示した内容だった。今回はD.レーン騎手との新コンビでGⅠ制覇を狙う。

●データ
過去10年で「前走GⅢで1番人気だった関西馬」は【3-0-1-3】、勝率42.9%、複勝率57.1%、単回収率551%、複回収率192%と好成績。2014年ミッキーアイル、2020年ラウダシオン、2022年ダノンスコーピオンがこのパターンで勝利を果たしている。

AI予想エンジンKAIBA
◎カルロヴェローチェ
◯ドルチェモア
▲エエヤン
△ショーモン
×セッション

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。


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