オリックス戦今季未勝利の伊藤大海
エスコンフィールド北海道で行われている5位・日本ハムと首位・オリックスの3連戦。今日の第2戦の先発は伊藤大海と山本由伸と発表された。
日本ハムの伊藤は今季ここまで20試合に先発して7勝7敗、防御率3.34、QS(6回以上自責点3以下)は11度記録と、安定した投球を見せている。前回登板した26日の西武戦(ベルーナドーム)では、9回102球を投げて6安打7奪三振、無四球で今季初の完封勝利を挙げた。そこから中5日で今日の登板に臨む。
オリックス戦には今季4試合に登板して0勝3敗、防御率6.30と相性は悪い。ただ、前回8月19日(京セラD大阪)の対戦では、8回120球4安打7奪三振2失点と好投しており、今日の登板では今季初勝利が大いに期待される。
8月は2勝1敗、防御率1.91と好調だった3年目右腕。昨日の上沢直之に続く快投を見せ、首位相手に連勝なるか注目だ。
山本由伸で連敗ストップなるか
一方、オリックス先発の山本由伸はここまで18試合に登板して12勝5敗、防御率1.42の成績。勝利数、防御率、勝率(.706)でリーグトップを走り、128奪三振もリーグ3位と3年連続の投手4冠も視界に捉えている。
前回登板した8月23日の西武戦(ベルーナドーム)では、7回98球を投げて5安打5奪三振無失点に抑え、12勝目を挙げた。そこから中8日空いて今日の登板を迎える。
日本ハム戦には今季6月30日(エスコンF)に対戦。8回112球を投げて7安打7奪三振1失点の力投で、白星を手にした。相手先発の伊藤とは今季初の投げ合いとなる。
チームは優勝へのマジック「20」が点灯中で2位ロッテと8.5ゲーム差の独走状態も、ここ2試合はいずれも零封負けで2連敗中。エースの力でこの悪い流れを断ち切ることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
西武・髙橋光成−ソフトバンク・板東湧梧(ベルーナドーム)
ロッテ・種市篤輝−楽天・田中将大(ZOZOマリン)
【セ・リーグ】
ヤクルト・D.ピーターズ−阪神・青柳晃洋(神宮)
DeNA・石田健大−巨人・横川凱(横浜)
広島・森下暢仁−中日・髙橋宏斗(マツダスタジアム)
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