前回KOの雪辱期すスチュワートJr.

ソフトバンク・スチュワートJr.とロッテ・小島和哉のインフォグラフィック


今日からPayPayドームで行われる3位・ソフトバンクと2位・ロッテの3連戦。初戦の先発はC.スチュワート・ジュニアと小島和哉と発表された。

ソフトバンクのスチュワートJr.は今季6月後半から先発に定着。ここまで9試合に先発して3勝4敗、防御率2.61、QS(6回以上自責点3以下)は4度記録と、安定した投球を見せている。

前回登板した8月29日のオリックス戦(長崎)では、7回116球を投げて6安打無失点の快投で、3試合ぶりの白星を手にした。そこから中6日で今日の登板に臨む。

ロッテ戦には8月22日(ZOZOマリン)に1度登板、6回109球を投げて中村奨吾とポランコに本塁打を浴びるなど、5安打5四球5失点で4敗目を喫した。今回はそのリベンジを期す登板となる。

来日5年目の助っ人右腕はここまで3勝を挙げているが、PayPayドームでは未勝利。自身の本拠地初勝利なるか注目だ。

鷹戦今季初勝利狙う小島和哉

一方、ロッテ先発の小島はここまで19試合に登板して7勝4敗、防御率3.47、QSも12度記録と、まずまずの投球を見せている。前回登板した8月29日の日本ハム戦(ZOZOマリン)では、8回122球を投げて5安打7奪三振無失点に抑え、7勝目を挙げた。そこから中6日で今日の登板を迎える。

左腕は「残り試合も少なくなり、ここからは一戦一戦が本当に大事になってきます。カード初戦、特に大事な大事な一戦の先発を任されたということで、自分はしっかりと長いイニングを投げてチームの勝利に貢献できるピッチングをしたいと思います」と意気込む。

ソフトバンク戦には今季3試合に登板して、0勝1敗、防御率4.32とあまり相性は良くない。牧原大成に9打数3安打、中村晃に6打数2安打と左の巧打者に比較的打たれているようだ。ただ、8月は4試合に登板して2勝1敗、防御率1.61と好調だった。この調子で鷹相手にも今季初勝利なるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
楽天・則本昂大−日本ハム・加藤貴之(楽天モバイル)
オリックス・曽谷龍平−西武・松本航(ほっともっと神戸)

【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード−巨人・山﨑伊織(神宮)
中日・涌井秀章−阪神・西勇輝(バンテリンドーム)
広島・森翔平−DeNA・坂本裕哉(マツダスタジアム)

【関連記事】
・パ・リーグ球団別週間MVP ロッテ・ポランコが2週連続本塁打量産、オリックス頓宮裕真も3発
・2023年にFA権取得見込みのプロ野球選手、宣言なら争奪戦必至の目玉は?
・日米通算セーブ数ランキング、オリックス平野佳寿が名球会入り目前