小島和哉が今季6度目の楽天戦先発

ロッテ・小島和哉と楽天・則本昂大のインフォグラフィック


今日からZOZOマリンで行われる2位・ロッテと4位・楽天の2連戦。CS進出を争う両チームにとって負けられない今カード。初戦の先発は小島和哉と則本昂大と発表された。

ロッテの小島は今季ここまで20試合に先発して8勝4敗、防御率3.28、QS(6回以上自責点3以下)は13度記録。前回先発した5日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)では、7回112球を投げて4安打7奪三振無失点の快投で、自身3連勝を飾った。そこから中6日で今日の登板に臨む。

楽天戦には5試合に登板して0勝1敗、防御率3.16の成績。則本とは3度投げ合い、いずれも7回を投げ切る力投を見せたが、勝利には届かなかった。4度目の正直で則本から勝利をもぎ取ることができるか注目だ。

今日の登板に向け「今回も大事な週の頭での登板となりますので、長いイニングをしっかりと投げることはもちろんですが、無駄な球を減らしていくことを意識して、とにかく攻めて攻めまくります」と意気込む左腕。先週に続き、CS争いのライバル相手に好投し、チームに勝利を届けたい。

中13日で先発の則本昂大

一方、楽天先発の則本はここまで19試合に先発して7勝5敗、防御率2.80、QSは13度記録と、まずまずの投球を見せている。前回登板した8月29日の西武戦(楽天モバイル)では、6.2回103球を投げて5安打1失点と好投し、チームトップタイとなる7勝目を手にした。

その後、登板予定だった5日の日本ハム戦、さらにスライド登板予定だった6日の同戦がともに雨天中止となったため、中13日空いて今日の登板を迎える。

ロッテ戦には今季6試合に登板して、1勝1敗ながら防御率2.21と相性は悪くない。前回8月20日(楽天モバイル)の対戦でも、6.2回104球8安打3失点粘りの投球を見せていた。被打率も.232に抑えているが、ポランコには16打数6安打、2本塁打と打ち込まれており、今日の対戦でも要注意だ。

8月は4試合に登板して防御率1.88と好調だった右腕。つかの間の休養を挟んで、この重要な一戦でも好投を見せることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
日本ハム・C.ポンセ−オリックス・東晃平(エスコンF)
西武・松本航−ソフトバンク・C.スチュワートJr.(ZOZOマリン)

【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード−広島・玉村昇悟(神宮)
DeNA・大貫晋一−中日・涌井秀章(横浜)
阪神・西勇輝−巨人・山﨑伊織(甲子園)

【関連記事】
・パ・リーグ球団別週間MVP、ソフトバンク柳田悠岐が三冠王へ前進 楽天・小深田大翔が絶好調
・2年連続三冠王誕生か? ソフトバンク・近藤健介が“史上最低成績”での偉業達成へ現実味
・2023年にFA権取得見込みのプロ野球選手、宣言なら争奪戦必至の目玉は?