近本光司がトップ 西勇輝、大山悠輔が続く

昨季は18年ぶりのリーグ優勝、そして38年ぶりとなる日本一を成し遂げた阪神。オフの契約更改では、大幅アップとなる選手が続出する「暖冬更改」となった。

そんな阪神の外国人選手を除く2024年の年俸ランキングトップ10は以下の通り(金額は推定)。

■2024年阪神年俸ランキングトップ10

1位 近本光司 3億2000万円(1億5000万△)
2位 西勇輝  3億円(±0)
3位 大山悠輔 2億8000万円(1億5000万△)
4位 青柳晃洋 2億1000万円(3000万▼)
5位 岩崎優  2億円(±0)
6位 梅野隆太郎 1億6000万円(±0)
6位 伊藤将司 1億6000万円(8000万△)
8位 佐藤輝明 1億5000万円(6500万△)
8位 中野拓夢 1億5000万円(8000万△)
10位 岩貞祐太 1億円(±0)

※()内は前年比

トップは3億2000万円で近本光司。昨季は打率.285、8本塁打、54打点、28盗塁で2年連続4度目の盗塁王を獲得。ベストナインとゴールデングラブ賞も3年連続で受賞し、日本シリーズではMVPに輝いた。

年俸は昨年の1億7000万円から倍近い3億2000万円に。6年目での3億円到達は史上最速タイで、外野手としては史上初となった。今季も走攻守に躍動し、不動のトップバッターとしてチームをリーグ連覇に導きたい。

2位は3億円で西勇輝。阪神に移籍後5年目の昨季は18試合に登板し、8勝5敗、防御率3.57の成績を残した。昨オフに4年総額12億円の契約を結んでおり、現状維持で契約を更改。プロ16年目を迎える今季はシーズン通じての活躍を見せたい。

3位は2億8000万円で大山悠輔。昨季は全試合に4番一塁でスタメン出場し、自身初タイトルとなる最高出塁率を獲得。ゴールデングラブ賞とベストナインにも輝き、昨年の年俸から倍増以上となる1億5000万円アップを勝ち取った。順調にいけば国内FA権を取得する今季も単年契約でシーズンに挑む。

青柳晃洋がトップ10唯一のダウン

4位は青柳晃洋で2億1000万円。昨季は自身初の開幕投手を務め白星スタートも、二軍落ちを経験するなど18先発で8勝6敗、防御率4.57の成績に終わった。年俸も昨年から3000万円ダウン。この悔しさを糧に、今季は自身の投球を取り戻し、シーズン通してフル回転したい。

5位は2億円で岩崎優。昨季は湯浅京己の離脱に伴い守護神を任され、60試合に登板して防御率1.77、リーグ最多の35セーブを挙げ、自身初タイトルを獲得した。昨オフに4年総額8億円の契約を結んでおり、現状維持で更改。今季もブルペンの大黒柱として活躍し、2年連続のタイトル獲得を目指す。

6位は1億6000万円で梅野隆太郎と伊藤将司が並ぶ。梅野は昨季、正捕手として開幕を迎えるも8月に左手を骨折して戦線を離脱。72試合の出場にとどまり、日本一のマスクも坂本誠志郎に譲る形となった。3年契約の最終年となる今季はライバルとの競争に勝ち、正捕手の座を奪い返したい。

一方の伊藤は、昨季21試合に登板して自身2度目の2桁10勝(5敗)、キャリアハイとなる防御率2.39をマーク。自身初の規定投球回もクリアし、年俸も8000万円から倍増となった。4年目の今季は自身初となるタイトル獲得を狙いたい。

佐藤輝明、中野拓夢が一気に大台突破

8位は1億5000万円で佐藤輝明と中野拓夢。佐藤は昨季132試合に出場し、打率.265、チームトップの24本塁打、92打点をマーク。昨年の年俸8500万円から6500万円アップで1億円の大台を突破した。今季は好不調の波を小さくし、さらなる飛躍の年としたい。

中野は3月のWBCで日本代表として世界一に貢献し、シーズンではセカンドに転向した中で、チーム唯一の全試合フルイニング出場を達成。164安打で最多安打のタイトルを獲得し、ゴールデングラブ賞にも輝き、倍増以上となる8000万円アップを勝ち取った。選手会長となる今季は、名実ともにチームの中心選手として連覇を目指す。

10位は1億円で岩貞祐太。昨季は2年連続となる50試合に登板し、1勝0敗、防御率2.70、チームトップの24ホールドをマークした。3年契約の2年目となる今季もブルペン陣の一員として腕を振り、チームの勝利に貢献する。

なお、昨季新人王とMVPをダブル受賞した村上頌樹は、球団史上最高の昇給率となる857%増の6700万円。現役ドラフトで加入し、先発として12勝2敗と大活躍した大竹耕太郎は、4700万円アップで村上と同じく6700万円で更改した。

今季年俸1億円以上となった選手は球団史上最多タイの10人(外国人選手を除く)。球団史上初の連覇を成し遂げ、来年さらなる1億円プレーヤー誕生なるか注目だ。

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