劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花・鳥・風・上弦の月・下弦の月が演劇の映像を映画館で楽しむ《ゲキ×シネ》として上映中され好評を得ているが、その最後を飾る『修羅天魔〜髑髏城の七人Season極』の上映が2019年11月8日(金)から始まることとなった。

修羅天魔は、これまでの『髑髏城の七人』とは物語を一新、主演に天海祐希を迎え、新感線の看板俳優・古田新太が迎え撃つ、『髑髏城の七人』でありながら、捨之介も蘭兵衛も出てこない“もうひとつの『髑髏城の七人』”として話題になった作品。天海演じる織田信長に愛された雑賀衆のスナイパーで今は遊女の<極楽太夫>、古田演じる<天魔王>の愛憎劇で、これまでの『髑髏城の七人』の中で最も“織田信長”像が引き立つ物語となっている。《ゲキ×シネ》版では映像を新たに編集、音声も再びリミックスし、すでに実施されたライブビューイングや放送とは一味違う、洗練されたクオリティと臨場感溢れる映像を、映画館の大スクリーン&高音質で体感することができる。

『髑髏城の七人』シリーズは、今年 39 周年を迎える劇団☆新感線の代表作にして最高傑作との呼び声も高い作品。1990 年の初演以来、7 年ごとに上演するたびに進化を遂げている。 “花・鳥・風・月(上弦の月/下弦の月)・極(修羅天魔)”は日本初の 360°回転劇場「IHI ステージアラウン ド東京」のこけら落とし公演として上演。キャスト、脚本、演出を総入れ替えしながら 2017 年 3 月から 1 年 3 ヶ月にわたりロングラン上演を続けるという、演劇界において前代未聞の企画として注目を集めた。

『修羅天魔〜髑髏城の七人 Season 極』 物語 
関東荒野に現れた一人の美女、渡り遊女の極楽太夫(天海祐希)。だが彼女こそは、かつて織田信長に最も信用され愛さ れた凄腕の狙撃手だった。 折しも関東では。髑髏の仮面で素顔を隠した天魔王(古田新太)が率いる関東髑髏党を名乗る軍団が難攻不落の髑髏城を 築城、豊臣秀吉の天下統一を阻まんと関東に覇を唱えその勢力を広げていた。 その髑髏党に追われる熊木衆の少女・沙霧(清水くるみ)を行きがかりで助けた極楽は、関八州荒武者隊の頭目である兵庫 (福士誠治)の口利きで無界の里に身を寄せる。宿場も兼ねているため旅人やボロボロの着物を着た貧相な百姓風の男・ぜ ん三(梶原善)など、街道を旅する様々な諸事情を抱えた人々が出入りする色里・無界では、一番人気の若衆太夫・夢三郎 (竜星涼)がこの里を盛り立てていた。 そこで極楽を待つ狸穴二郎衛門(山本亨)と名乗る牢人。彼は、極楽に天魔王暗殺を依頼する。二郎衛門の正体は徳川家 康。信長を通じて極楽とも親しい仲だったのだ。秀吉は天魔王討伐のために20万余の大軍を率いて進軍していた。関東で 大戦が起きる前に天魔王を倒そうという策に乗る極楽。沙霧をとある山奥にこもる鉄砲鍛治、贋鉄斎とその弟子であるカンテ ツ(三宅弘城)の元に向かわせる。無敵の鎧を貫く鉄砲を作るよう頼んでいたのだった。 だが、彼女に狙われていることを知った天魔王は自ら極楽の前に現れその仮面を取る。その顔は、織田信長と瓜二つだっ た。 「貴様こそ信長公の仇」。極楽が銃口を向けたとき、天魔王は意外な真実を告げた。 修羅の道を行く女と天魔の世を作らんとする男。二人の奇しき縁の歯車が再び回り出す…。