2020年1月30日(木)〜2月12日(水)新国立劇場 中劇場で、2020年2月21日(金)〜23日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにおいて、舞台『飛龍伝2020』の上演が決定した。

『飛龍伝』は、1974年青山・VAN99ホールで出演者3人のみで上演され、80年には紀伊國屋ホールで、つかこうへい3部作の中の1本として上演。つかの隠れた名作として愛された。そして1990年、当時、銀座セゾン劇場のプロデューサーであった岡村俊一との出会いによって、大劇場用にショーアップされた群衆劇へと変貌し上演され、その年、読売文学賞を受賞。それ以降『熱海殺人事件』『幕末純情伝』と並ぶ、つかの代表的な作品として愛され、これまで幾度となく上演され続けている。

『飛龍伝』の主役である神林美智子といえば、名立たる女優たちが憧れ続けてきた大役。初代-富田靖子、2代目-牧瀬里穂、3代目-石田ひかり、4代目-内田有紀、5代目-広末涼子、6代目-黒木メイサ、7代目-桐谷美玲が務めてきた。

そして今回、8代目神林美智子を演じるのは、今、最も活躍するアイドルグループ欅坂46キャプテン菅井友香。また共演には、2016 年『新・幕末純情伝』で坂本龍馬役を演じ、2018年19年と『熱海殺人事件』に連続出演した、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明、2017年、史上最年少24 歳で『熱海殺人事件』の木村伝兵衛の大役を演じ、3年連続の主演を務め、2020 年フジテレビ開局60 周年ドラマ『教場』では教官と対立する重要な生徒役を演じるなど、期待の実力派、味方良介、そして近年のつかこうへい演劇には欠かせない2人に加え、細貝圭、小柳心、久保田創、小澤亮太、須藤公一、大石敦士、吉田智則らが顔を揃える。

2020年新春、熱く日本を見据えるつか作品が、新たな役者たちによってよみがえる。

ものがたり
春、駿河台方向から聞こえてくるシュプレヒコールの中、一人の少女が進学 のため愛と希望を胸にいだき上京した。四国高松から上京した神林美智子(菅井友香)である。しかし、時代は学生運動の真っ只中、やがて美智子は、全共闘作戦参謀の桂木純一郎(味方良介)に出会い、その理想と革命に燃える姿に憧れ、恋に落ちる…。やがて、美智子は全共闘40万人を束ねる委員長にまつり上げられてしまう。11・26最終決戦を前に、作戦参謀部長の桂木の出した決断は、美智子を女として機動隊員の部屋に潜入させる事であった…。そして、その機動隊員とは、四機の狂犬病の山崎こと、山崎一平(石田明)だっ た…。革命の夢と現実と、美智子を愛する者達に翻弄されながら、11・26最終決戦の日は近づいてくる…。