2020年2月20日(木)〜24日(月)池袋のcafe & bar 木星劇場にて、劇団員0名で発足した劇団・令和座が、旗揚げ公演として会話劇『FACE -百億の顔とエレファントマンの孤独-』を上演する。

本作品は、令和座を主宰する浅間伸一郎が、劇作家バーナード・ポメランスの戯曲であり1980年には映画化もされた『エレファントマン』にインスパイアされ制作。人を顔で推測・判断することができ、自分の顔に悩みを持つ人も多い現代において、「顔」は非常に重要な意味を持ち、造形とは別に、その人間の信念や気迫が現れるのも「顔」という着眼点から、令和座の旗揚げ公演のテーマに「顔=FACE」が選ばれた。

小劇場にしては非常に珍しい特殊メイクを使用し、凝った美術と照明プランで、キャパ40名程度の極小空間を劇的に演出する。

令和座とは
日本の元号が平成から令和に切り替わった瞬間の2019年5月1日に、主宰・浅間伸一郎によって設立された劇団。主宰・浅間の「一人でもゼロから何かに挑戦していくことが今の時代に必要」という考えから、本来は有志何名かが集まり劇団が発足されるが、現在所属する劇団員数は0名、出演者はオーディションにより選び、スタッフはすべて外注している。あくまで劇団のため、今後は劇団員が増えたり減ったりする可能性もあるが、あらゆる不安定要素の中を突き進み、令和の時代に生きるすべての存在に生きる勇気と感動と喜びを提供していく。

主宰・浅間伸一郎について
1982年東京大田区生まれ。12歳より俳優を志し、20代までに多くの舞台・映画・ドラマ・PVに出演。2009年からは脚本・演出・講師へと仕事の幅を広げ、2012年に生誕30周年記念として独り芝居『ASAMA30』を上演。自身の挫折や苦悩から生み出された「演技術」「思考法」等をセミナースタイルで開催し、異業種の人間にも影響を与えている。

また、今回上映が決まった『FACE』と令和座について、「観客はそれぞれまったく違う感想やイメージを持つと思う。作品が難解という意味でなくて、観る人がどのような価値基準・知識を持っているかで印象が変化するから。テレビや映画では許可が出ないような人間の本質をストレートに描く。その多様な感想と意見をシェアしてもらうことで、観客と共に感性豊かに成長していけるカンパニーでありたい」と述べている。