『巨人の星』『機動戦士ガンダム』など、誰もが知る主題歌とBGMを作った作曲家 渡辺岳夫氏(1933-1989)の、2017年に開催されたオーケストラコンサート『渡辺岳夫音楽祭』の模様がCD化され、7月17日(水)に発売される。

渡辺氏はアニメ、ドラマなど幅広くBGM、主題歌を作曲、週に10本以上の番組を抱えながら20数年間で1万曲を超える作品を残した。亡くなって30年を越えた今も、ファンからは「ナベタケ」サウンドと呼ばれ、世界で愛されている。

渡辺岳夫音楽祭CD曲目

渡辺岳夫音楽祭CD曲目

渡辺氏の音楽は誰もが知るものだが、コンサートで上演される機会は皆無だった。その状況に一石を投じようとオーケストラ・トリプティークが、御遺族の協力のもと、オリジナル楽譜を探索。残されていた自筆譜をオリジナル音源と検証。テレビで使われた音を再現しつつ、音楽祭が行われた。

渡辺岳夫音楽祭_オーケストラ

渡辺岳夫音楽祭_オーケストラ

コンサートの記録にも細心の注意が払われ、編集でも同様に音の再現に腐心したCDとなっているという。

収録作品について渡辺岳夫の言葉より抜粋

『巨人の星』
「音楽は人の心に入りこんで、そこで長い長い命を燃やし続けるのです。」

『機動戦士ガンダム』
「今回の仕事は何か1つ越えたなという実感があります」
「オープニングテーマはアムロの燃え上がる心と行動を願いました」
「エンディングテーマはアムロの周りにいる人たちのアムロへの願いを託しました」
「生命の尊さ、勇気、行動、人間讃歌になりました」

『白い巨塔』
「財前五郎という男の生きざま」を書きました

改めて、渡辺氏の偉大な生前の仕事をオーケストラサウンドで楽しんでみたい。