2020年9月18日(金)〜22日(火)労音大久保会館R‘sアートコートにて、『1999年の夏休み2020ver』が上演されることが決定した。

「1999年の夏休み」は、原作・岸田理生、監督・金子修介のタッグで1988年に映画化され、いまだに多くの熱狂的ファンを持つ作品。生前の岸田と共同作品を手掛けた野口和美により、8月に野口主催の青蛾館『1999年の夏休みepisod0』として上演される予定であったが、この度、『1999年の夏休み2020ver』に進化し、舞台化される。

野口和美

野口和美

本公演では、映画版ではカットされた、家族の深い絆、そして友情を超えた少年たちの愛を大胆に描き、岸田の念願だった男性俳優による舞台版を、野口が彼女の十七回忌に寄せ10年ぶりに新しいバージョンとして上演する。また、野口作品には欠かせない、ダンサー・演出・振付家でもあるコンドルズのスズキ拓朗がステージングを担当。
出演者は、朝田淳弥、テジュ、砂原健祐、千葉冴太、中嶋海央らのような若き次世代の俳優から、ダンサー・アコーディオン奏者でもある清水ゆり、舞台界注目の女優・蜂谷眞未、昭和・平成・令和の演劇界を担う東京ヴォードヴィルショーの石井愃一まで、彩り豊かな俳優陣が作品を繊細かつ鮮烈に描き出す。

朝田淳弥

朝田淳弥

テジュ

テジュ

砂原健祐

砂原健祐

千葉冴太

千葉冴太

中嶋海央

中嶋海央

清水ゆり

清水ゆり

蜂谷眞未

蜂谷眞未

石井愃一

石井愃一

 
【あらすじ】
山と森に囲まれ、世間から隔絶された全寮制の学院に、少女のように美しい少年たちが共同生活をしている。
初夏のある夜、その中の一人、悠が崖から湖に身投げして死んだ…。夏休みになって、帰る所がなく寮に残ったのは三人。自分を愛していた悠の自殺に自責の念にかられている和彦。和彦に対して深い思いやりで接しているリーダー格の直人。そして和彦の悠に対する想いに強い嫉妬を抱いている下級生の則夫。
ある日、悠と瓜二つの転入生・薫が三人の前に現れた。薫の中に悠の面影を見て混乱し動揺する三人。
そして彼らの関係性は奇妙な方向にねじ曲がっていく…。

主催者からの挨拶

この度、ご縁があり『1999年の夏休み2020ver』を上演する運びとなりました。
「こんな時だからこそ、エンターテイメントを!」をスローガンに掲げ、この約5か月間、演劇の灯の一端となれるよう活動して参りました。
目に見えないウィルスとのいつ終わるともわからない闘いの日々をわたしたちは今、過ごしています。劇場、劇団、制作会社、俳優やスタッフ各個人……演劇界においても多大な影響が出ています。
そんな中だからこそ、わたしたちが出来ることを精一杯やり遂げようと本作品の企画を進めてまいりました。発表にこそ至りませんでしたが、本来であれば3都市をめぐるツアー公演を7月から行う予定の作品でした。
東京公演のみ9月の公演へと変貌を遂げましたが、その経験を経たことでより作品への想いを強く持ち、演出の野口さんのご提案もあり、まさに先述のスローガンに相応しい作品の上演が叶うこととなりました。
本作の上演にあたり、新型コロナウィルス感染拡大防止策も劇場側と打ち合わせながら入念に練っており、現在、以下を実施する予定でおります。

■劇場内各所の消毒および換気の強化
・開場中、上演中も30分ごとの外気との換気システムを作動
・各回ごとの階段手すりや客席内・ロビーの消毒
■スタッフ・キャストの日常的マスク着用、検温の徹底 手洗いうがいの慣行
■スタッフの劇場内でのマスク手袋着用の徹底
■楽屋での感染防止のため、楽屋の分散、消毒の徹底
■衣装・小道具の消毒の徹底
■スタッフと来場者との接触機会減少の取り組み
・グッズ販売方法の見直し(自席にて申込用紙の記入、事後郵送などを検討中)
・電子チケット導入予定
また来場の方には以下の協力要請をする予定でおります。
・劇場入り口での検温、手消毒の実施
・マスクの着用
・手洗いうがいの慣行
・ご来場シートのご記入
・ロビー内での密を避けるための時差入場とそれに伴う熱中症対策
・換気に伴う空調変動のため、ご調整できる装い
3密を避け、安心してご観劇頂けるよう努めてまいりますので、お客様にはご協力の要請やご不便をお掛けすることも多々あるかとは存じますが、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
また舞台製作におきましても上記同様に感染防止に配慮した稽古・本番の運営を徹底して参ります。
この先の状況におきましては、オンラインのみでの無観客配信上演の可能性もございます。
そのため、チケットの発売開始は8月中旬以降になる見込みです。詳しくは、公式ホームページまたは公式Twitterにてご確認くださいますようお願いいたします。