2021年4月14日(水)〜18日(日)d-倉庫(東京都荒川区)において、9PROJECT vol.14『熱海殺人事件〜売春捜査官』の上演が決定した。渡辺和徳が演出を手掛け、高野愛、仲道和樹、新澤明日、小川智之が出演する。

数ある「熱海」シリーズの中でも特に人気の高い「売春捜査官」。1996年、大分市つかこうへい劇団の旗揚げ公演として初演され、つかこうへいが初めて在日朝鮮人問題に切り込んだ作品として話題となり、1999年にはまだ日本文化の規制が厳しかった韓国で、初めて日本語での演劇公演を実施。日本文化開放の先駆けとなった。

また、男性社会の中で虐げられながらも強く立ち続ける女・部長刑事の姿は大きな共感と感動を呼び、現在も強い人気を誇っている。

◇STORY
熱海の浜で、一人の女が殺された。容疑者として逮捕されたのは、幼馴染の男・大山金太郎。東京警視庁の女部長刑事・木村伝兵衛の捜査室では、この「熱海殺人事件」の捜査が始まろうとしていた。
そこに赴任してきたのは、部長のかつての恋人であった熊田留吉刑事。大山とも因縁浅からぬこの男は、事件の裏に隠された「島の秘密」を守ろうと乗り込んできたのである。
なぜ大山は、山口アイ子を殺さなくてはならなかったのか。そこには、二人の故郷・五島に生きた在日朝鮮人、李大全との悲しい確執があった。