ジャンルを超え世界規模での活躍を続ける小曽根真が、来月25日に還暦を迎えるにあたり、完全ソロ・ピアノ作品としては13年ぶりとなるアルバム『OZONE 60』を2021年3月3日(水)にリリースする。その新作から小曽根のオリジナル曲「ガッタ・ビー・ハッピー」が本日先行配信された。

この曲は、2013年12月にBunkamuraオーチャードホールで開催されたクリスマス・コンサート『小曽根真 クリスマス・ジャズナイト』にて、バークリー音楽大学時代からの盟友であるブランフォード・マルサリス(サックス)や、クリスチャン・マクブライド(ベース)、ジェフ・テイン・ワッツ(ドラム)というトップ・プレイヤーと共演した際に初披露され、以降もステージで度々演奏されファンの間で人気を集めてきたナンバー。祈りを捧げるようなゴスペル調の演奏からスタートし、タイトル通りのハッピーな曲調に移行する展開がドラマチックだ。

『OZONE 60』は2枚組で、Disc 1は「CLASSICS + IMPROMPTU」と題され、モーツァルト、ラヴェル、プロコフィエフ等のクラシックの名曲に加え、スタインウェイD型とヤマハCFXという異なる2台のピアノをオーヴァーダブした完全即興演奏を収録している。そして、Disc 2は「SONGS」と題されたジャズ・サイドで、小曽根書き下ろしの新曲をメインに、今回アルバム初収録となる8曲で構成。まさに、ジャズとクラシックの両分野を股にかけた活動をしてきた小曽根ならではの作品となっている。なお、今回先行配信された「ガッタ・ビー・ハッピー」は、冒頭に収録されている。

ジャズ・ピアニストとして第一線での活動のかたわら、国内外の主要クラシック・オーケストラとの共演を積極的に果たし、2020年春の緊急事態宣言発令時には53日間にわたって毎晩ライヴ配信『Welcome to Our Living Room』を行い話題となった小曽根は、60歳の誕生日である3月25日(木)の東京・サントリーホールでの初リサイタル公演を皮切りに、全国都道府県でソロを中心とした企画でツアーを開催する。