ダフト・パンク解散の報を受け、Apple Musicのラジオ番組『The Matt Wilkinson Show』で、彼らの功績を称える1時間の特集が組まれた。

同番組に出演したTame Impalaのケヴィン・パーカーは、ダフト・パンク解散の発表を受け、このニュースは「親しい誰かが亡くなった」くらい衝撃的だったとコメント。ケヴィンはダフト・パンクの二人にパーティーで偶然に出くわした逸話なども紹介し、彼らと共演するのが夢だったことも告白した。

(以下引用元:Matt Wilkinson on Apple Music 1 )

ダフト・パンクの解散は「家族の死」

ケヴィン:そうだね、おかしな話だよ。おかしいというのは、つまり(ダフト・パンク解散を聞いて)自分がこんなにも感情的になると思わなかったんだ。彼らが発表した映像──8分かそこらのミュージックビデオを観ていたせいかも知れない。ビデオの内容が解散を示唆していたように思えたし、明らかに、解散を発表した彼らと重ね合わせて観ていたんだよ。それで本当に心が動かされた。何とも言えない気分だった。今となっては、彼らが解散を決め、その発表に至った理由は何だったのかなと思う。だって、彼らはアルバム『Ramdom Access Memories』以降は何の作品も発表していないからね。

本当にショックだったよ。家族のような親しい誰かが亡くなったことを知らされた時のような気分だった。もちろん、誰かが亡くなった時のような悲しみとは違うと分かっているけれど、そのくらいのショックだった。そして、電話を手に取って自分のバンドメンバー、ドムとジェイにメッセージを送った。老舗デュオが終わるぞ、とね。そうだ。つまり、グループを解散できるのは大したことなんだ。それにはかなりの根性が必要だからね。決して「来年にショーを演ったら、誰かが俺たちに10億ドルくれるかも知れない。だから頑張ろうぜ」なんてのは訳が違う。分かるだろう、言いたいことは「これで終わりなんだ」ということ。終わりにするには、途方もない根性が必要なんだよ。

パーティー会場で偶然に出くわした話

マット:実際(ダフト・パンクとは)どのくらい親しかったの? 彼らと会ったわけでしょう? パーティー会場で。これまでの会話の中で君は(ダフト・パンクと)会ったのはバンド仲間の MGMT の連中といた時で、最初はそれが誰だか気付かなかった。MGMTのアンドリュー(Andrew VanWyngarden)が「いや、俺たちはただ彼らと話していただけさ」みたいなことを言ったんだよね?

ケヴィン:そうだよ。いや、俺は文字どおり、面と向かって彼ら(ダフト・パンク)にこう言ったんだよ。彼らとアンドリューに向かって「よう、今日ここにダフト・パンクが来ているって聞いたかい?」とね。

初めてダフト・パンクを聴いたときのエピソード

ケヴィン:土曜日の朝に放映されているビデオクリップを眺めている子供のように、テレビの前に座っていたんだ。正しくそんな感じだったよ。曲は(ダフト・パンクの)「Da Funk」だったかな。初めて聴いたときのことは鮮明に覚えているよ。その頃は、エレクトロ方面の曲にはあまり興味なかったんだけれど、ダフト・パンクの曲は頭に焼き付いてね。何だこれはー?という感じだったよ。

ダフト・パンクとの共演を夢見ていた

マット:キミの気持ち、よく分かるよ。だって前回、君を招いて Apple Music にあるベストソング5曲を選んでもらった時、君はすかさずダフト・パンクを選んで、それでひとしきり、君が彼らと共演したがっていることについて話したよね。君が「そうだね。カニエ・ウェストとはもう一緒に仕事したから、共演希望リストの次のトップはダフト・パンクだな」と言ったのを覚えているよ。

ケヴィン:なるほど。そのことについて考えていたよ。それについてしか考えていなかった。それを俺に尋ねたのが君だとは思わなかった。ダフト・パンクと共演したいと公の場で誰かに言ったけれど、そんなことは(畜生!)言いたくなかったからね。

*完全版のインタビューは apple.co/_MattWilkinson にてオンデマンド配信で視聴できます。