2019年、にしのあきひろ2冊目の絵本として出版された『Zip&Candy』を劇作家・演出家のなるせゆうせいがアレンジして劇化した音楽劇『Zip&Candy』。本作が2021年5月3日(月・祝)〜9日(日)シアター1010にて、キャストを一新して再演することが決定した。
前回の公演では、浅川梨奈と秋山ゆずきがW主演、全16公演のうち8公演ずつジップ役とキャンディ役を演じ分けたことで話題を集めた。物語は、地球から約14億キロ離れているという土星が舞台。ある日、カレルヤ博士と助手コケルの手によって誕生した最新鋭のロボットのジップ。けれど彼は心が気薄で、みんなの手を焼かせるやんちゃな男の子だ。特技はライトとレフトという左右の翼を操り空をどこまでも飛んでいくこと。ある日、ジップが空を飛んでいると、みなしご窃盗団に撃ち落とされてしまう。彼らが墜落した町を彷徨ってたどり着いたのはサンドイッチ博士の研究所。そこでキャンディという旧型のロボットに出会う。その研究所から一歩も出たことがないキャンディのため、ジップは彼女を外の世界に連れ出したものの……。

音楽劇『Zip&Candy』(2019年上演より) (C)Zip&Candy2019 Photo by Tsutomu Takeshita

音楽劇『Zip&Candy』(2019年上演より) (C)Zip&Candy2019 Photo by Tsutomu Takeshita

音楽劇『Zip&Candy』(2019年上演より) (C)Zip&Candy2019 Photo by Tsutomu Takeshita

音楽劇『Zip&Candy』(2019年上演より) (C)Zip&Candy2019 Photo by Tsutomu Takeshita

音楽劇『Zip&Candy』(2019年上演より) (C)Zip&Candy2019 Photo by Tsutomu Takeshita

音楽劇『Zip&Candy』(2019年上演より) (C)Zip&Candy2019 Photo by Tsutomu Takeshita

音楽劇『Zip&Candy』(2019年上演より) (C)Zip&Candy2019 Photo by Tsutomu Takeshita

音楽劇『Zip&Candy』(2019年上演より) (C)Zip&Candy2019 Photo by Tsutomu Takeshita

今作は少年・少女の「ボーイ・ミーツ・ガール」の話とも言え、大切な人に出会った時に抱く愛おしさが舞台に詰まっている。2019年上演時には、演出のなるせならではの笑いのツボを押さえまくった物語展開に、会場には絶えず笑いがあふれていた。どのキャラクターも底抜けに明るく、ギャグあり、恋あり、失恋あり、涙あり、たとえどんなに辛い今日が待っていても、明日のために強く生きることだけは忘れていない、そんなキャラクターたちが舞台を駆け巡る本作に注目だ。
気になるキャストは後日発表予定とのこと。詳細は続報を待とう。

原作:にしのあきひろ コメント

子供の頃にとても可愛がってくれた婆ちゃんとの思い出を描いた、 個人的にはとっても大切な物語です。今回、こうして舞台化していただけることを本当に嬉しく思います。僕も一人のお客さんとしてチケットを買って観に行かせていただきます。あー、 楽しみ!

脚本・演出:なるせゆうせい コメント

巷では「えんとつ町のプペル」旋風が巻き起こっておりますが、それ以前の西野さんの作品もすごく魅力的で、その代表格がこの「ジップアンドキャンディ」だと僕は感じます。まだ脱皮しきれない少年少女の心が西野さんの中には存在していて(普段は、 大人に立ち向かうためのナイフも隠し持ってますが)そこから生み出された世界観を、舞台としてうまく昇華できればと思ってます。