村中知・梶裕貴・島﨑信長​らキャスト陣が登壇した、TVアニメ『ワールドトリガー』2ndシーズンのステージが、『AnimeJapan 2021』内にて実施された(2021年3月28日)。現在放送中の2ndシーズンの振り返りと、3rdシーズンの最新情報が明らかになったイベントのレポートをお届けする。

【レポート】『ワールドトリガー』2ndシーズンステージ


イベントには、空閑遊真役の村中知、三雲修役の梶裕貴、ヒュース役の島﨑信長、そして永富大地プロデューサーが登壇。

毎週のようリアルタイムで実況するなど、キャストの愛情も強い本作。まずは、1月から放送中の2ndシーズンを、エピソードごとに振り返っていく。

ガロプラは「オタク心をくすぐる!」

1〜4話にかけて描かれた「ガロプラ戦」は、主人公の遊真や修、千佳という玉狛第2の3人が不在のなか物語が展開していったため、村中さんも梶さんも覚悟はしていたものの寂しかったそう。だが、2ndシーズンの冒頭4話まるごと主役が不在でも夢中にさせてしまう“作品力”のすごさを、永富Pもキャスト陣も改めてかみしめていた。

ガロプラ戦に登場していたヒュース役の島﨑おすすめのシーンは、ヒュースと陽太郎(CV:浦和めぐみ)がガロプラのレギンデッツ(CV:村瀬歩)と対峙するシーンをあげる。ヒュースと陽太郎とのコンビ感や、感情を表に出して挑んでくるレギンデッツの立ち回りは、村中さんもたまらなかったそう。


梶は、「ガロプラはオタク心をくすぐる」とコメント。渋いキャラクターと美少年キャラのバランスが魅力と語り、「もっとガロプラを見ていたい」と言うと、村中から「(その分、遊真や修たちの)出番がなくなりますけどね」と突っ込まれる場面も。

B級ランク戦(ROUND5)は香取隊・柿崎隊に注目

主人公である玉狛第2の3人がようやく登場した、5話〜8話のB級ランク戦 ROUND5では、新たに登場したボーダー隊員の香取隊・柿崎隊のメンバーの濃さに注目。なかでも香取葉子(CV:潘めぐみ)は、魅力的で実力があってクセのあるキャラクター。梶も「みんな(香取)葉子ちゃんが好きになったのでは?」と、グッとくる過去を持つ彼女の魅力を語った。

またROUND5では、修のワイヤーを使った戦い方が勝利のカギに。これには梶が、「木虎ー!見てる?」と、ワイヤーの戦い方を教えてくれた木虎藍(CV:花澤香菜)に感謝。ランク戦を通してどんどん成長していく修と千佳に、遊真役の村中も「頼もしい」と語った。

梶が特に気合を入れて臨んだ上層部との対峙シーン

9話〜11話はB級ランク戦 ROUND6が展開。敵対する近界民〈ネイバー〉だったヒュースをボーダーに入隊させるため、修がボーダー上層部を説得するエピソードは、梶が2ndシーズンのなかでも特に気合を入れて挑んだシーンだったという。1stシーズンの記者会見エピソードで、大人たちに苦い思いをさせられた修が、大人のスキルを自分のものにして挑んでいることも「修のすごさ」だと語った。

修のメガネをクイッ

修のメガネをクイッ

王子隊・生駒隊が登場!玉狛第2も関西弁に?

ROUND6から登場した生駒隊・王子隊の話題では、各隊の個性が見て取れる試合前のシーンに注目。村中は、「(生駒隊の)関西弁からあふれ出るユーモアがすごい」とコメント。

特に、生駒隊の「玉狛第2」のイントネーションがお気に入りだという。すると、梶が修の名セリフを「ワイがそうするべきやと思うたからや!」と関西弁バージョンで披露! それを受けて村中も「お前、つまんない嘘ついとるやん」と遊真の名セリフを関西弁バージョンに。イベントならではの貴重な関西弁バージョンの玉狛第2に盛り上がった。


一方梶は、王子一彰(CV:石田彰)のあだ名センスがツボだそう。島﨑は、千佳に“アマトリチャーナ”とつける王子のセンスに、何度もうなっていた。

2ndシーズン最終話、第12話の見どころ

2ndシーズン最終話となる、第12話が4月3日に放送される。生駒隊・王子隊との対戦の結末が描かれるROUND6の見どころに、梶は「修の成長」を挙げた。修の作戦によって、空閑や千佳がもっと活躍できているという玉狛第2らしい戦い方を見てほしいとのこと。一筋縄ではいかない王子隊・生駒隊との闘いだからこそ、修の成長具合が楽しみだ。

村中は、「ワイヤーを活かした遊真の戦い方と、アニメの躍動感」を挙げる。加えて、ヒュースのファッションショーも楽しみと言うと、永富Pからも「そこですね!」と太鼓判が押された。

ファンに感謝を伝えるシリーズディレクター・畑野森生氏からの手紙を挟み、キャスト陣が「早く続きが見たい!」と盛り上がったところで、新情報として3rdシーズンが10月放送となることが明らかに。

3rdシーズン、10月放送「鋭意制作中です」

(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

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まだアフレコ前ということで、永富Pから「シナリオは上がっていて、鋭意制作中です」という進捗とともに、ポストビズ3点が公開された。

1枚目は影浦VS村上のシーン。画面の暗さや色味の度合いなどを、実際に絵を作って決めていくためのものがポストビズだ。

(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

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(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

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2枚目は、ヒュースが関わるシーンの千佳のカット。梶は「アマトリチャーナのチャーナの部分」、島﨑は「こんな顔をしていてもかわいい」と思い思いのコメントをしていた。

3枚目は遊真と千佳のカット。3枚とも原作派ならピンとくるシーンなだけに、ますます3rdシーズンへの期待が高まったキャスト陣。実際には放送されないシーンを、ポストビズという形で一度完成させてから、実際のアニメ制作にあたっているというスタッフの気合に、キャスト陣も感動していた。

(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

そんなアニメの表現で、村中は11話の目の芝居に感動したそう。遊真・王子・生駒が三つ巴で戦うシーンは、あえてアドリブをせずに、絵の芝居に期待を込めたという。実際に放送された目の芝居に、感動しきりだった。

3rdシーズンの見どころはヒュース

3rdシーズンについて、永富Pが「要注目」と語ったのがヒュースの活躍。島﨑も、ヒュースの戦い方や、遊真とのコンビプレイがアニメでどう表現されるかを楽しみにしているという。また、もしヒュースが隊長である修の言うことを聞かない場合は、「ワイヤーでぐるぐる巻きです!」と笑いながら梶が一言。村中も「遊真がにらみを利かせます!」とコメントしたが、島﨑は「2対1でも(ヒュースは)やりますよ」とヒュースのじゃじゃ馬っぷりを宣言していた。

最後に、キャスト陣から「3rdシーズンも一緒に盛り上がって応援していきましょう!」とメッセージが送られ、ラストは、全員で「トリガーオン!」と声をそろえ締めくくった。

アニメ『ワールドトリガー』3rdシーズンは、2021年10月放送予定。

文・撮影=実川瑞穂