60年以上の長きにわたってクラシック音楽界をリードし続けるピアニスト、マルタ・アルゲリッチが2021年6月4日(金)にニュー・アルバム『ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲、交響詩《海》 他』を発売することが発表された。アルゲリッチ今年6月5日に80歳を迎える。

アルバムは、アルゲリッチの1歳年下で同郷ブエノスアイレス出身の現代を代表する巨匠指揮者・ピアニストのダニエル・バレンボイムとのコラボレーション・アルバムとなっており、アルゲリッチは、録音や演奏の機会が少ないドビュッシーの初期の作品、〈ピアノと管弦楽のための幻想曲〉のソリストを務めている。 

カップリングには、バレンボイムがピアノ、バレンボイムの息子、マイケルがヴァイオリンを演奏した〈ヴァイオリン・ソナタ〉、〈チェロ・ソナタ〉(キアン・ソルターニ)、そしてバレンボイム指揮によるドビュッシーの代表作、交響詩《海》が収録されている。 

左よりダニエル・バレンボイム、マルタ・アルゲリッチ、マイケル・バレンボイム、キアン・ソルターニ © Harald Hoffmann / DG

左よりダニエル・バレンボイム、マルタ・アルゲリッチ、マイケル・バレンボイム、キアン・ソルターニ © Harald Hoffmann / DG

今作について、ダニエル・バレンボイムは「マルタとの共演は、いつも私が望んでいるものです。2人が初めて会ったのは1949年。その時以来、私は彼女と仲良しで、彼女の音楽を愛し続けています。ドビュッシーの《幻想曲》は素晴らしい作品なのに演奏機会が極めて乏しく、パリ管弦楽団音楽監督を務めた経験のある私ですら、演奏会では過去ただ1度、スヴャトスラフ・リヒテルをソロに迎えて指揮しただけでした。今回、マルタとともに2度目の実演がかない、ライヴ録音をお届けできるのは、私にとっても大きな喜びです」とコメントしている。 

なお、5月7日(金)よりカップリングの交響詩《海》から第1曲〈海上の夜明けから真昼まで〉が先行配信スタート、アルバムの予約もスタートしている。