2021年7月12日(月)〜19日(月) KAAT 神奈川芸術劇場<大スタジオ>で上演される、KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』。本公演を手掛ける、振付・演出の北村明子、美術の大小島真木よりコメント、また稽古場写真が到着した。

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』 稽古場写真  撮影:大洞博靖

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』 稽古場写真  撮影:大洞博靖

KAAT 神奈川芸術劇場が、2011年の開館時より開催している「KAAT キッズ・プログラム」。10年目となる2021年は「夏休み」をテーマした、新作ダンスだ。「夏休み」には死者を迎え入れるお盆の時期も含まれているということから、「精神の移動」「死生観」「自然の一部としての身体の躍動」などをキーワードに、子どもたちが言語ではなく身体を通じて、生死や自然について新たな発見・体験ができる作品づくりを目指すそうだ。

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』 稽古場写真  撮影:大洞博靖

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』 稽古場写真  撮影:大洞博靖

なお本公演の音楽は横山裕章が担当、柴一平、清家悠圭、岡村樹、黒須育海、井田亜彩実、永井直也が出演する。

音楽の横山裕章  撮影:大洞博靖

音楽の横山裕章  撮影:大洞博靖

振付・演出:北村明子  コメント

演出の北村明子  撮影:大洞博靖

演出の北村明子  撮影:大洞博靖

キッズ・プログラムですから子どもはもちろん、それぞれの世代の人が、誰もが持つ“子ども心”を思い出したり発見したりする“ボウケン”ができる時間にしたいなと思っています。今回は初めてストーリーラインのあるダンス作品に挑戦していて、私にとってもある意味“ボウケン”です。これまでの私の作品を知っている人には、ひと味違う作品世界をお見せできると思います。
今回、大小島真木さんが初めて舞台美術を手掛けますし、そこに横山裕章さんの躍動感溢れる音楽が加わって、ダンサーの身体と呼応しあって、楽しいファンタジーの世界をお届けします。心身を開放して、死生観について考えたり、自分の子ども時代に会いに行ったり、そんな“ボウケン”を体験しに、ぜひ劇場に足をお運びください。

美術:大小島真木  コメント

タイトルにある“ククノチ”は木の神様のことで、この作品の大きなシンボルとして、生と死を舞台上で繋いでいく存在になっています。私たちが生きるために体の細胞たちが常に生と死を繰り返していたり、私たちがいろんな生き物たちの生と死に支えられながら生きていたりするように、“生きる”ということは“死”と切り離されているものではないと思います。私たちは私たちだけでは生きていけないということ、私たちはマルチスピーシーズに生かされ、生きているという感覚とまなざしが、この作品の中でも繰り広げられていると感じます。ダンサーさんたちの身体の動きが、あたかも人間が様々な生き物たちにトランスフォーメーションしていくようで、すごく魅力的でドキドキ興奮する、そんな作品になっていますので、ぜひ楽しみにしてください。
 

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』 稽古場写真  撮影:大洞博靖

KAAT キッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』 稽古場写真  撮影:大洞博靖