2021年11月20日(土)〜28日(日)クールジャパンパーク大阪 SSホールにて『関西演劇祭2021』の開催が決定した。

2019年9月にスタートした「関西演劇祭」。 “つなぐ”をテーマに、 劇団・観客・審査員やスタッフなど、 参加するすべての人をさまざまな形でつなぐ演劇祭として開催、 3回目となる今年は、全国から多数の参加エントリーがあり、有名無名問わず、 厳選された10劇団と共に11月の演劇祭を創っていく。
審査員は、2019年・2020年同様、フェスティバル・ディレクターとして板尾創路、 スペシャルサポーターとして西田シャトナー、 行定勲、初参加となる一色隆司(NHKエンタープライズ)が務め、関西演劇界の盛り上げに一役を担う。 毎年好評のティーチインも例年同様に行い、劇団・クリエイター・観客との新たなコミュニケーションの場を提供する。
さらに、今年は関西演劇祭公式YouTubeチャンネルより関西の演劇情報などを配信し、関西と全国・世界をつなぐ演劇祭になるよう11月の開催にむけて盛り上げていく。

審査員コメント

◆フェスティバル・ディレクター 板尾創路 (お笑いコンビ130R・俳優・映画監督)

今年で三回目になる演劇祭はエントリー数も増え、 期待度が上がり早くもワクワクが止まりません。 終演後の客席との対話が特別なモノになり、 今まで体感した事の無い観劇となります。 演劇が苦手な方にもお勧めしたいです。 皆んなで関西、 日本の演劇を盛り上げていきましょう!

◆スペシャルサポーター 西田シャトナー (劇作家・演出家・俳優・折紙作家)

この祭りの開催を心から嬉しく感じております。 小劇場演劇は、 作り手の頭脳と想いと体が観客に直結する世界だと信じています。 その力と輝きを感じられるよう、 私も心をまっさらにして、 客席から応援いたします。

◆スペシャルサポーター 行定勲 (映画監督)

毎回、 終演後に熱い激論が交わされるのは、 それだけ舞台上から放たれる熱量が凄いからだと思います。
三年目もまた、 新しい出会いがあることを心から楽しみにしています。

◆スペシャルサポーター 一色隆司 (NHKエンタープライズ 制作本部ドラマ番組エグゼクティブ・ディレクター)

この春、 WWホールで予定していた演出公演がコロナ禍の影響で中止となりました。
しかし、 この関西演劇祭は昨年に引き続き今年も開催!
運営の皆さまの努力とお客様のサポートに感動と感謝の気持ちをもって目一杯「祭」を盛り上げていけたらと思います。
参加する劇団の皆さんも自分たちの思いの丈全てを作品に込めて、 明日の自分たちに、 更には演劇界に新風を巻き起こしてくれることを期待します!!新たな才能に出会えるのを楽しみにしております!!

参加劇団詳細
●劇想からまわりえっちゃん(東京)


大阪芸術大学在学中に青沼リョウスケを中心としたメンバーによって、 2008年に結成。
現在9名で活動中。 「演劇なんて大嫌い」をモットーに、 少年漫画的展開をなぞりつつも心の繊細な部分に触れるメッセージ性の強い戯曲を、 圧倒的な熱量で演じる中、 突然のギャグを挟んで自ら茶化す独自のスタイル「ギャラクティックアクト」にて全力全開で表現する。
その技法は舞台客席全てを翻弄し、 いつしか大人が忘れていたピュアな気持ちを呼び起こす。
これまでに、 佐藤佐吉演劇祭優秀作品賞をはじめとした数々の賞を受賞するなど、 今最も注目されている劇団の一つである。

●劇団不労社(大阪)


2015年に代表の西田悠哉が大阪大学を母体に旗揚げ、 以後大阪をはじめ関西を拠点に活動。虚構と現実の間、 条理と不条理の間、 センスとナンセンスの間、 笑いと恐怖の間、 クールとシュールの間、 冷静と情熱の間をかいくぐりつつ、 ニッチな需要を探る隙間産業式零細劇団。現代口語演劇やコント、 ホラー映画などを参照軸として、 リアリティを操作しながら日常的光景から超現実的次元へ物語をスライドさせ、 その裂け目から覗いて見える歪な人間模様を滑稽かつグロテスクに描く作品づくりを行う。「應典院舞台芸術祭 Space×Drama×Next2018」にて優秀団体ほか、 脚本賞・演出賞など受賞。令和3年度「次世代応援企画break a leg」選出。 「KAVC FLAG COMPANY2020-2021」選出。

●劇団5454(東京)


2012年4月旗揚げ。『青空の下になびいている真っ白いTシャツのように、 日々当たり前に見えている風景をリフレッシュさせたい。日常の汚れた気分を“ゴシゴシ(5454)と洗い流したい”』というのが劇団名の由来。作風は、 人間の心理的な部分から作られるヒューマンコメディー。俳優部は、 自然な会話劇を得意としながらも、 日常のどこかで見たことがあるような人間をデフォルメさせたキャラ作りに定評がある。 全ての作品にオリジナル楽曲を起用をし、 台詞とメロディーが融合した、 ポエトリーリーディングが作品の価値を高めている。また、 舞台美術は、 抽象的でシンプルな作品が多く、 照明の演出により映画さながらの展開スピードが強み。

●劇団レトルト内閣(大阪)


2001年、 関西学院大学の演劇サークルを母体として、 座長・川内信弥を中心に旗上げ。演出・脚本・音楽は三名刺繍が担当。 レトルト内閣の創る舞台は、 音楽とショーとアートを融合させた、 エンターテインメント作品。 骨太のストーリーに、 オリジナル楽曲を盛り込む作風で、 エレガンスロック演劇という独自のジャンルを切り開く。近年は歴史的事実に基づいたドラマ性の高い作品を多く創作しており、 2015年に発表した「文明ノ獣」、 2016年の「革命少年」は、 2年続けて劇評家・広瀬泰弘氏の年間ベスト作品と評されるなど高い評価を得た。また、 2017年には近鉄アート館の名物企画「ミュージックアート館」へ招聘され、 サラリーマンの立身出世を全編生バンド演奏で描いた音楽劇「オフィス座の怪人」が好評を博した。

●試験管ベビー(愛知)


1999年から愛知県名古屋市で活動開始。「お客様と一緒に芝居を楽しむ」をモットーに活動する劇団。 高速テンポのセリフ回しと笑い、 個性的なメンバーとどうでもいいストーリーで観客を魅了する。特定のシチュエーションやテーマにおける人間の無意味な会話の中から本当の意味でのリアル、 ナチュラルな笑いを交え喜劇的にアプローチする。楽しい時間を過ごしてもらう作品づくりを心がけ、 他団体では観られない「お客様参加システム」を構築し、 公演中になんらかの形で参加してもらうことで観客と舞台の一体化を図る。わかりやすい物語づくり、 ポップでありながら、 どのようなシチュエーションでも人間臭さを忘れないことが信条。 今年結成22年目。

●創造Street(大阪)


2015年大阪芸術大学在学中にKENSUSAKIが立ち上げる。当時、 劇団と名を付ける事に抵抗感があり劇団では無い形態をとる。 以降1人で活動を続けていた。2020年に5周年を迎え「集え!新参者!」のスローガンの元、 所属俳優を募集し長山知史、 柴野航輝、 原佑宜、 山本真央がStreet1&Street2として新たに参加し、 活動の幅を広げていく。日常生活の隙間にS Fやファンタジーの要素を含んだオリジナル脚本・演出を得意とする。最近の上演としては2019年「あるいは沈む殻」2021年「明日くじらが降ってくる」がある。「創造性があるか、 ないか」を創作基準にして活動を続ける。 2017年に上演した「3」を大幅に改編し関西演劇祭へ参加する!

●project真夏の太陽ガールズ(大阪)


2017年より脚本・演出家オカモト國ヒコの呼びかけにより発足。毎年の夏、 15歳〜25歳までの演劇の道を志す女子出演者を広く募集し、 3か月間徹底的に鍛え上げシンクロナイズドスイミング演劇『キラメキ』を上演する演劇プロジェクト。2020年度は中止し、 様々な方面より協力を得て2021年復活。例年のHEP HALLではなく、 ABCホールでの上演となる。パフォーマンス指導・演出助手に、 Z system奈可川浩三。 ダンス振付・指導に、 斎藤千秋。鍛えた肉体と想像力の駆使が持ち味であった小劇場演劇の面白さが見失われている昨今、 舞台に立つ者としての基礎を鍛え上げる機会を若い世代に与えつつ、 関西の小劇場演劇が培ったノウハウと心意気を伝え、 広く演劇界の発展に寄与できればと願っています。

●メガネニカナウ(大阪)


メガネニカナウとは、 主宰・上杉逸平が関西や東京の小劇場演劇公演に参加する中で出会った人達とのご縁を更なる縁で繋ぐべく2015年に立ち上げた演劇プロデュース団体です。
◆様々な拠点で活動をしている人気キャスト同士の意外な組み合わせ
◆脚本・演出陣が所属団体以外で創る普段とは趣向の違う外部作品
など、 お客様には【目新しさ】【作品自体の面白さ】【お得感】を感じて帰っていただけるような舞台をお届けすることをコンセプトにしております。 それと同時に、 関わったキャスト・スタッフもメガネニカナウをきっかけにご縁の輪が広がり、 関西小劇場界を微力ながら盛り上げていければ…という想いで活動しております。

●猟奇的ピンク(大阪)


「猟奇的ピンク」は大阪を拠点に活動する演劇製作ユニット。'生き方の全肯定'をテーマに共に、 今までに本公演を5回、 番外企画「Extra」を10回行う。"劇団"でありながら、 劇場に縛られず、 アイドルライブや、 音楽フェスにもたびたび参加。作品制作に置いても映像、 音楽、 アートデザイナーなどジャンルの垣根を越えたコラボを積極的に行っている。男性作家でありながら、女の子の内省描写を描く事が多く、『男性が書いたと思えない』『女の子に見て欲しい』『男性バイアスが掛かっている』など、 毎公演、 賛否両論を呼んでいる。関西の若手劇団の登竜門とされるWINGCUP(2020年度)にて優秀賞を受賞。

●笑の内閣(京都)


2005年、 京都で旗揚げ。芝居中にプロレスをするプロレス芝居をしていたが、 徐々に時事ネタ風刺コメディに作風が変わる。北は北海道、 南は福岡、 韓国ソウルでも上演したり、 政治家に招かれ永田町で公演も実施した。その風刺力は、 内田樹氏や宮台真司氏など著名な学者・文化人にファンも多く、 東浩紀氏が設立したゲンロンのプラットフォーム「シラス 」にもチャンネルを開設している。COVID-19の影響で劇場での公演がしにくくなった際には、 いち早くZOOM演劇にも挑戦、 「もし戦国時代にZOOMがあって、 織田家臣団がオンライン軍議をしていたら」という設定の「信長のリモート」は、 ラサール石井氏をはじめ40名が参加、 評判を呼んだ。