音楽ジャーナリスト鹿野 淳が2012年4月より開校した音楽ジャーナリスト養成学校「音小屋」。1授業10数名という少人数制をとることで生徒と講師が密に関わり合う中、現在の音楽シーン、リスナーの音楽生活、そして音楽ジャーナリズムに鋭く切り込んだプログラムを展開する。

今回、半年間の長期講習として小野島 大(音楽評論家)が講師を務める「ライター科」、柴 那典(音楽ジャーナリスト)が講師を務める「メディア科」、そして鹿野 淳(『VIVA LA ROCK』プロデューサー)を中心とした『VIVA LA ROCK』の中枢スタッフが講師を行う「フェス&イベント科」の3つの講座が用意されている。

「ライター科」は音楽ジャーナリスト、音楽ライターになるためのノウハウやプロを目指すための心得、情報収集のコツなど音楽ライターに特化した講座を展開。「メディア科」は様々なメディアを駆け巡っているリアルな実感を生徒達と共有するような、ディスカッション形式による講座となり、「フェス&イベント科」はフェスを開催するまでの0から10までや、実際に『VIVA LA ROCK』の中枢スタッフとして関わっている様々な音楽業界のプロが講師として登壇しフェス制作のドキュメンタリーをそのまま授業に持ち込んで進行する。

なお、新型コロナウイルス感染症対策として例年より定員を減らしての募集となる。

音小屋主宰 鹿野 淳によるメッセージ

年の春から、コロナ禍によってリアルな講座を休止していた音小屋ですが、2年ぶりに再開します。教室である下北沢の会議室のスペースの都合上、それぞれの講座の定員数を通常より減らしての講義となります。
そもそもは、音楽ジャーナリストになる若手が減っていることや、その職についてもどうやって音楽メディアシーンを牽引していいかわからない人が増えている危機感の中で、新しくシーンを彩っていくメディア人を生み出すべく始めた音小屋ですが、今や生徒達は音小屋を経て、レコード会社、編集者、ライター、コンサートプロモーター、フェス業、自分でメディアを立ち上げるなど、様々なアクションを起こし続けています。本当に明日の音楽業界を牽引する光になっていて、喜ばしい限りです。

今回は、音小屋の根源的な目的である「今の時代なりの音楽ジャーナリストになるための」ライター科と、「変わりゆくリスニング環境やシーンをどう捉え、その心臓部に突入するのかを学ぶ」メディア科、そして今の音楽業界を最も大きな力として支えている「ライヴ、フェス、イベントの1から100までを学んでもらう」フェス&イベント科、恒例の3つのクラスによる、半年間という長期講座を開講します。

「ライター科」は小野島大氏が、音楽ライターとしてのライティングを磨く講座を担当します。様々な音楽メディアの最前線でライティングし続けている講師によるハードな実習が毎週繰り返される講座です。音楽に関するライティングの筋肉がついていくのがリアルにわかる講座になると思います。
音楽の新しい伝え方、これからのメディアの作り方をテーマとする「メディア科」は、柴 那典氏が講師となり、様々なメディアを駆け巡っているリアルな実感を生徒達と共有するような、ディスカッション形式による講座です。音楽やシーンにとっての変わらないスタンダード、変わりゆくスタンダードが何なのかを模索し続けてください。

そして僕鹿野が担当する「フェス&イベント科」は、来年のGWにさいたまスーパーアリーナにて開催予定の春の大規模ロックフェス「VIVA LA ROCK 2022」と連動した授業となります。生徒には半年間で様々なノウハウを取得してもらい、実際にフェスの中枢スタッフとしてビバラを支えてもらいます。こちらの講座は、鹿野以外にもコンサートプロモーター、プレイガイド担当者、ケータリング業者などがゲスト講師として講義をします。

3講座とも現場感覚がものを言う講義となりますので、「我こそは!」と思う方々、熱い応募を待っています。本気でやらないとフェスもメディアへの道も駄目になってしまう大切なものなので、あくまでも真剣にくらいついてきてくれる方を待っています。

音小屋主宰:鹿野 淳