森見登美彦による小説『四畳半タイムマシンブルース』のアニメ化が決定し、監督・夏目真悟、原作・森見登美彦、脚本・上田誠、キャラクター原案・中村佑介のコメントが到着した。また、『四畳半神話大系』の監督・湯浅政明による応援イラストコメントも公開された。

8月12日の情報解禁は、作中で「下鴨幽水荘」唯一のエアコンが壊れた8月12日から始まる物語に合わせたもの。

「四畳半神話大系」監督・湯浅政明による応援イラストコメント

「四畳半神話大系」監督・湯浅政明による応援イラストコメント

【コメント】夏目真悟(監督)

「四畳半神話大系」のアニメ放送から10年以上経ちましたが、「四畳半タイムマシンブルース」を読み始めた途端、一気にあの時の感覚が甦りました。この懐かしさをみなさんと共有できるようアニメ化、頑張ります。合わせて“サマータイムマシン・ブルース”という新しい感覚も楽しんでもらえるよう、更に邁進するつもりです。

【コメント】森見登美彦(原作)

そうなれば嬉しいな、けれどもそんなウマイ話はないだろうな、と思っていたのに、まさか本当にアニメ化が実現するとは......。作者のひとりとして嬉しいかぎりです。四畳半の夏、タイムマシンの夏を楽しみにしております。

【コメント】上田 誠(脚本/原作小説「四畳半タイムマシン・ブルース」原案)

人類史上もっとも暑苦しく不毛な青春SF奇譚が、中村さんの熱のこもったキャラクターと、湯浅監督の湯のような熱量をひきついだ、これまた名前さえ夏らしい夏目監督によってアニメになります。より三層くらい暑いです。原作の森見さんと僕のここまでの経緯はたいへん入り組んでおり、「四畳半神話大系」と「サマータイムマシン・ブルース」というふたつの作品が、時空をまたいでくんずほぐれつしたすえこうなりました。物語も負けじと入り組んでいますが、因果の糸をかいくぐり駆け抜けたはてには、涼やかなクーラーの風と夏の夕暮れが待っておりましょう。

【コメント】中村佑介(キャラクター原案)

アニメ「四畳半神話大系」放送からもう11年。新入生も増え、卒業生の写真も抱え、あの頃と同じメンツはまだ同じ四畳半でドンチャン騒ぎを続けていました。ドアの鍵は開けておりますので、懐かしい顔のあなたもぜひ久しぶりにお立ち寄りください。相変わらずクーラーはありませんが、冷やしたラムネくらいはご用意してありますとも。

森見登美彦原作のアニメ化ではお馴染みのスタッフ陣が集結。アニメーション制作をサイエンスSARUが担当する。

『四畳半タイムマシンブルース』ストーリー

8月12日、灼熱の京都、左京区。
「下鴨幽水荘」唯一のエアコンが動かなくなった。悪友・小津が 昨夜リモコンを水没させたのだ。「私」が、映画サークル「みそぎ」のクールビューティー明石さんと対策を協議していると、モッサリした風貌の見知らぬ男子学生・田村が現れた。彼は 25 年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。
そのとき「私」に天才的なひらめきが訪れた。このタイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってくればいいじゃないか!しかし、小津たちが勝手気ままに昨日を改変、過去を書き換えていく。世界消滅の危機を予感した「私」は、慌てて止めに入るが、時すでに遅し!
果たして、無事リモコンは、日常は、取り戻せるのか!?
そして、「私」と明石さんの恋の行方は――?
「昨日」と「今日」の、世にも迂闊なタイムマシンの無駄遣いが始まる!

『四畳半神話大系』と『サマータイムマシン・ブルース』が融合

2010年にフジテレビ”ノイタミナ”にてTVアニメ化された森見登美彦による小説『四畳半神話大系』(角川文庫刊)と2001年の初演以来4度の舞台化、2005年には実写映画化もされた上田誠による戯曲『サマータイムマシン・ブルース』(早川書房刊)。

異なるフィールドでともに熱狂的なファンを生み、青春SFの金字塔として長く愛され続けてきた2作が融合して生まれたのが、森見登美彦による小説『四畳半タイムマシンブルース』。『四畳半神話大系』の登場人物たちが、『サマータイムマシン・ブルース』の世界で右往左往する。