風姿花伝プロデュース vol.8『ダウト 〜疑いについての寓話』(作:ジョン・パトリック・シャンリィ)が、2021年12月3日〜12月19日(プレビュー公演11月29日・30日)、シアター風姿花伝で上演される。演出・翻訳を手掛けるのは、登場人物を繊細でリアルに造形し、作品世界を臨場感たっぷりに立ち上げる小川絵梨子。出演には、亀田佳明/伊勢佳世/津田真澄/那須佐代子という魅力あふれる実力派が揃う。

風姿花伝プロデュースは、新宿区中落合の目白通り沿いに位置する客席数100 席ほどの小劇場「シアター風姿花伝」(支配人は女優の那須佐代子)の主催事業だ。2014年よりスタートし、日本演劇界で活躍する俳優・スタッフ陣での密度の高い演劇作品の創作をモットーに、演者の呼吸を間近に体感できる本劇場での上演、そして日本の演劇シーンでは稀有な小空間でのプロデュース公演を目的とした企画を次々と世に送り出し、数々の演劇賞を受賞するなど、毎回高い評価を得てきた。

今回上演の『ダウト 〜疑いについての寓話』は、アメリカの作家ジョン・パトリック・シャンリィによる2004年の作品。1964年のニューヨーク・ブロンクスのミッション・スクールを舞台に、「疑い」をめぐって繰り広げられる緊迫した濃密な会話劇だ。ブロードウェイにて、ストレートプレイとしては異例の一年以上のロングラン上演を記録し、ピューリッツァー賞、トニー賞最優秀作品賞など数多くの演劇賞を受賞した。2008年に作家自身の脚色・監督にて、メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマンの出演で映画化もされた。