『RUSH BALL 2021』ストレイテナー

「俺たち、2年ぶりの『RUSH BALL』です」

ストレイテナー

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猛暑の太陽が照りつけるステージに立った瞬間、笑顔でそう告げたボーカル&ギターのホリエアツシ。「Melodic Storm」、「叫ぶ星」とフェスで鍛え上げられた強靭でエモーショナルなバンドサウンドを続けて響かせた後、ホリエが再び言う。

「俺たちこんなに『RUSH BALL』を愛してるのに、去年呼ばれなくて泣いたんで、その分の気持ちを込めてやります」

ストレイテナー

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ロックシーンを牽引する強者メンバーが集うストレイテナーは、Dragon Ashと並ぶ『RUSH BALL』最多出演バンドのひとつ。それゆえ、暗中模索の中で開催された昨年の『RUSH BALL』に出演出来なかった悔しさと愛が込められたホリエの言葉に、場内から大きな拍手が沸き起こる。

ストレイテナー

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「ストレイテナーにとって初の夏フェスです。夏が始まりました」

そんなMCと共に披露されたのは、最強の夏チューン「シーグラス」。傾きかけた太陽が照りつける足元の緑の芝生が、脳内で一気に美しい砂浜に変わっていく。真っ青な空の下、切なさと高揚感が交錯するバンドグルーヴが最高に刺激的な決意の曲「羊の群れは丘を登る」を響き渡らせた後、ホリエが言う。

ストレイテナー

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「泉大津のバーサーカー達に捧げます!」

そんな言葉を合図に披露されたのは、ダークネスなオルタナ・グルーヴが炸裂する名曲「BERSERKER TUNE」。去年はワンマンツアーが中止になり、大阪公演が実現出来なかったため、「また(大阪に)帰ってきます!」と告げて始まったその曲からは、ライブバンドとしてのストレイテナーのプライドと音楽への愛がほとばしる。

ストレイテナー

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拍手が鳴り止まない中、ステージの前にメンバー全員が集まり肩を組んでお辞儀をする。美しさと切なさと熱気と疾走感を放つストレイテナーの歌と音は、『RUSH BALL』のステージにやっぱりよく似合う。

取材・文=早川加奈子 撮影=ハヤシマコ

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