2022年4月よりシアタートラムにて「劇団た組」主宰・加藤拓也の最新作『もはやしずか』を上演することが決定した。

演劇から映像までボーダーレスに活躍し、若手クリエイターのトップランナーとなった加藤拓也と、数々の映像・出演舞台でその存在感を確かなものにしている俳優・橋本淳がタッグを組む。2018年、橋本が客演した劇団た組の公演後、加藤より「ふたたび演劇公演での再会を」とのラブコールを受け、今回の企画が始動。劇団で発表する作品とはまた異なった形で、新たな作品に挑戦する。

そして今回、本作品に出演する俳優陣が決定した。映像作品でも数々の賞を受賞し、ジャンルを問わず活躍する俳優、黒木華。今回、加藤・橋本の熱烈なオファーを受け、台本を読んで快諾。初の加藤作品でどんな化学反応が起こるのか。

また、昨年、加藤作品 劇団た組『誰にも知られず死ぬ朝』で7年ぶりに舞台出演を果たした安達祐実。加藤が脚本・演出を担当したドラマ『きれいのくに』にも出演した、劇団ハイバイの所属俳優・平原テツほか、7名の出演が決定。現代の夫婦における問題をベースに、家族そして自分自身の存在意義を問いかける本作に期待しよう。

【あらすじ】
康二と麻衣は不妊治療を経て子供を授かるが、出生前診断によって、生まれてくる子供が障がいを持っている可能性を示される。
康二は過去のとある経験から出産に反対するが、その事を知らない麻衣はその反対を押し切り出産を決意、そして麻衣は康二へ離婚を申し込む。
それから1年後、麻衣は康二の親を連れて、子供を一目見て欲しいと康二を訪ねに来る。康二は出産を反対していた過去から会いたくないと拒否をするが…

加藤拓也 コメント

自分の劇団で一作品やってから、橋本さんとまたやりたいですねと常日頃から約束していて、一旦ドラマと去年のイレギュラーで実現した演劇を無視しますと、劇団公演から4年経ってようやく約束が実現しました。今のところ劇団の時より良い感じになってしまうんじゃないかという空気が界隈に漂い始めており、私も劇団でこんな風に書けたら良かったのに、とそういう気持ちで日々寝たり起きたりしています。

橋本淳 コメント

加藤拓也氏と組むのは何度目だろうか。毎度濃厚な時間と期間を過ごさせてくれる彼の作品に、また参加出来ることを幸せに思います。
しかし参加する度に自分の寿命が削れていく。。それくらいのものを出し切る覚悟がないと、加藤作品とは対峙が出来ない。
険しい道のりでしょうが、強力で強靭で信頼厚い共演者の皆様と共に、乗りこなしたいと思います。
混沌を、是非ご期待ください。

黒木華 コメント

橋本淳こと、あっちゃんとは舞台『飛龍伝』で出会い、『書く女』で共演した際も素敵なお芝居をされる方だなと思っていました。
そんなあっちゃんと、がっつりお芝居を、しかも、加藤拓也さんの演出でできるなんて、と今から胸が高鳴ります。
橋本さんの胸をお借りしつつ、加藤さんの世界を味わい尽くせたらと思います。

安達祐実 コメント

命に直面する。
それは、喜ばしいこともあるし、恐ろしいこともある。
都合良く扱ってはいけないけど、逃げたくなることもある。
ほんの一瞬を掴みそこねた、その重大さに愕然とする。
後悔と悲しみで重苦しく澱んだ心と、どう向き合うべきなのか。
加藤拓也さんの舞台は、今回で2度目になります。今から楽しみにしています。

平原テツ コメント

それぞれの人物にその人なりの正義があり、どちらが正しいのか何が正解なのか分からなくなって感情グチャグチャになります。本当に凄い作品になると思います。これを素晴らしいキャストと演じられる事が本当に楽しみです。