「NO密で濃密なひとときを」をテーマにオンライン演劇を主軸に活動する創作集団「劇団ノーミーツ」は2021年9月23日(木)〜10月3日(日)、第24回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で優秀賞を受賞したことを記念し、 日本科学未来館にてこれまでのあゆみを振り返る特別展示を出展する。

劇団ノーミーツは、 脚本家、 演出家、 舞台監督、 俳優、 プロデューサー、 コピーライター、 PRパーソン、 テクニカルディレクター、 デザインエンジニア、 ハードウェアエンジニア、 映像作家などさまざまなクリエイターが集まった26人の若手創作集団。
昨年の第一次緊急事態宣言が出た直後に 「ただ自宅で自粛するだけでなく、 なにかできることはないか」 と主宰の広屋佑規、小御門優一郎、林健太郎が3人でにオンラインで集まり、2020年4月9日に結成。一度も会わずに演劇をつくりあげる『劇団ノーミーツ』として、30の短編作品と3回の単独長編公演の興行に挑戦してきた。
そのほか、 ピューロランドやHKT48をはじめとするさまざまな企業やエンタメチームの方々とコラボレーションして公演やプロジェクトを行うほか、「今年は文化祭も中止になってしまいました…」というある学生から届いたメッセージをきっかけに全国の学生を対象にした『全国学生オンライン演劇祭』を開催したほか、今年の緊急事態宣言中のゴールデンウイークに特別公演として、朝まで役者たちとともに観客が夜明けを待った『夜が明ける』など、エンタメを止めないために走り続けてきた中で、総動員数は3万人を突破し、第24回文化庁メディア芸術エンターテインメント部門にて優秀賞を受賞した。
今回、受賞を記念して行う特別展示では、『劇団ノーミーツ』としてのこれまでのあゆみを一挙に見ることができる。高さ2.7メートル、横幅9メートルの巨大な壁面にメインモニター1枚とサブモニター8枚、合計9枚のモニターを取付け、これまでの作品のポスターやパンフレット、台本、紙チケットなどで一面を埋め尽くして装飾した。

展示風景

展示風景

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展示風景

展示風景

展示風景

展示風景

展示風景

展示風景

展示風景

展示風景

展示風景

モニターでは今回のために制作した1年半を振り返るダイジェスト映像からスタートし、1枚のモニターを囲うように作品の見どころや裏側をサブモニターで映したダイジェスト版の長編作品4本と、通常の短編作品の画面を再配置して構成した短編作品11本をランダムに楽しめる。
9枚のモニターが音楽や演劇のシーンに合わせて呼応し合う演出は、これまでオンラインを活用した演出を作り続けてきた『劇団ノーミーツ』ならではの演出。『劇団ノーミーツ』が一人ひとりが離れた場所にいながらも、前を向いてひとつの作品を作り続けてきた様子を体感できる今回限りの展示内容となっている。