11月12日(金)から14日(日)の3日間にわたり、劇団・TremendousCircusの舞台『Femiking』が東京・ザムザ阿佐ヶ谷にて上演される。
TremendousCircusは、知乃が2016年に設立し、田中円氏の脚本・演出作品を上演する劇団。世界初・日本発の「ゴシック演劇」を掲げ、“耽美で豪華絢爛なGothic & Lolita”が正装。また、爆音のダークミュージックと共に、退廃的暗黒童話、怪奇幻想を、エロ・グロ・ユーモアを大切に上演。女形、男装を演出に多用することで、性別にこだわらない、ジェンダーフリーな社会の実現を目指しているという。
また、団長の知乃は2017年12月に、演出家からのセクハラ被害を実名にてTwitterで告発し、2018年4月に和解合意書が結んでいる。これは日本で#metooを元に演劇界で告発から合意に至った初めてのケースである。2018年には、示談金を元に「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」を設立し、同団体の代表として様々なトークディスカッションや、イベントに出演している。
『Femiking』は、そんなTremendousCircusが紀元前45年のエジプト・プトレマイオス王朝を舞台に、権力の座をめぐって弟プトレマイオスと骨肉の争いを続けるクレオパトラ7世の姿を、女性の人権を守るために戦う“女の王”として描く。
作・演出の田中円氏のコメントは以下の通り。

 

田中円(TremendousCircus 代表)

2021年発表の日本のジェンダーギャップ指数は世界156カ国の120 位、

先進国では断トツで最下位です。

私達の団長である知乃はセクハラにあい、日本演劇界初の#Metooの声を上げましたが、

そのことを報じたニュースのコメント欄には、「こんなブスがセクハラしてもらってありがたいと思え」

など、罵詈雑言が続きました。

SNSでジェンダー差別に関する発言をすれば、「クソフェミ」「ツイフェミ」と

フェミニストを馬鹿にする発言が相次ぎます。

「看護婦」「スチュワーデス」「保母」「産婆」などという言葉は、男女雇用機会均等法によって

使われなくなりましたが、「女王」という言葉はまだ使われています。

なぜ女性の王も「王」ではいけないのでしょうか。

女性を標的とした殺人「フェミサイド」や暴力は、日本で、世界中で行われている。

私達はこれまで、社会で小さい声が届かず声を上げられない、

社会的弱者の差別と人権の為に作品を創り続けてきました。

 

歴史上最も有名な女の王「クレオパトラ」彼女の一生を通じて、

今こそ私たちは女性差別と人権についての物語を皆様に届けます。

「フェミキング」フェミニストの王の物語を。

 

TremendousCircus 代表・田中円

 

 

公演スケジュールなどの詳細は、公式サイトを確認しよう。