毎週水曜日に、その週リリースされた新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』。このプレイリストの中身をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』では、プレイリストだけでは知ることのできないエピソード、そしてSpotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりなどを紹介していく。この番組をチェックすると話題の新曲が知ることができて、今の音楽シーンがまるわかり! ポッドキャストはあなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを! ナビゲーターは竹内琢也。SPICEでは番組でピックアップされた楽曲を掲載。今週は『New Music Wednesday』のカバーを飾っているマカロニえんぴつの楽曲を中心に12曲を紹介。

マカロニえんぴつ「ハッピーエンドへの期待は」


マカロニえんぴつが、来年1月12日(水)にリリースするメジャー1stアルバム『ハッピーエンドへの期待は』に先行してタイトルトラック「ハッピーエンドへの期待は」を配信。自身初の『New Music Wednesday』のカバーを飾っています。同楽曲は12月31日(金)に全国公開される映画『明け方の若者たち』の主題歌に決定していて、映画の公開に先駆けて配信がスタートしています。アルバムには、TVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』オープニング主題歌「生きるをする」、エンディング主題歌「mother」、『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』主題歌「はしりがき」などの豪華タイアップソングに、新録4曲を加えた全14曲が収録されています。アルバム特典には、『マカロックツアーvol.11 〜いま会いに行くをする篇〜』よりマカロニえんぴつ史上最大規模で行われた2021年5月23日(日)横浜アリーナ公演のライブ映像全16曲を完全収録。そして90分を超えるライヴ映像に加え、ファンの間でも好評な副音声も収録されています。さらにアルバムを引っさげて、2022年2月15日(火)より日本武道館を皮切りに全国ツアーがスタート予定。ちなみにマカロニえんぴつは、Spotifyが発表した2021年の音楽を振り返る年間ランキングで、昨年リリースのアルバム『hope』が「国内で最も再生されたアルバム」の10位にランクインしています。

東京事変「原罪と福音」


2020年元日に「再生」を表明し、8年ぶりに活動を再開させた東京事変が12月22日(水)に、初となるオールタイムベストアルバム『総合』をリリースしました。同作は2004年のデビュー以降発表された全作品の中からCDとデジタル配信の売り上げ上位に位置するヒットチューンと、ライブでの人気曲を中心にセレクトしてアルバムが構成されており、旧譜は全てミックスがアップデートされています。そしてCD2枚組となる本作の各ディスクには、『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』でも過去に紹介した「仏だけ徒歩」と「原罪と福音」の新曲がそれぞれ収録されています。インタビューによると、「原罪と福音」の仮タイトルは「ディスタンス」で、今年リリースされたアルバム『音楽』に収録されてもおかしくない程、以前に制作されたとのこと(ちなみに『音楽』収録の「獣の理」の仮タイトルは「ルネッサンス」で、「原罪と福音」と同時期に作っていたそうです)。ピアノとメロディしかなかったこの曲に、椎名林檎が約1年の月日を経て歌詞をつけ完成。教会の鐘の音が響きわたる人間讃歌で、アルバムの1曲目にして圧倒的な存在感です。Spotifyではプレイリスト『Big in Japan』のカバーを飾りました。

Saucy Dog「あぁ、もう。」


12月17日(金)にリリースされたSaucy Dogの新曲「あぁ、もう。」が、『New Music Friday Japan』で高パフォーマンスを記録し、今週の『New Music Wednesday』にもリストイン。そのほか18歳から23歳の若いリスナーに好評なプレイリスト『ティーンカルチャー』、『夕方ジェネレーション』、『ストロボ』、『恋するプレイリスト』、『令和ポップス』、『週刊プレイリスト』などでも高パフォーマンスを記録しています。片思いの女性の心情を綴った同楽曲は、1月3日(月)に放送される、LINEマンガの恋愛ランキング第1位を獲得した作品の実写版『デキないふたり』の主題歌として使用されることが決定。ちなみに「あぁ、もう。」は、森永製菓 DARS(ダース)コラボ楽曲でもあり、ダブルタイアップとなっています。Spotifyではプレイリスト『J-Rock Now』のカバーも飾っています。

milet×Aimer×幾田りら「おもかげ(produced by Vaundy)」


12月17日(金)にフル公開されたmilet、Aimer、幾田りらの今をときめく女性アーティストによる「おもかげ(produced by Vaundy)」。先週の『New Music Friday Japan』にリストイン、カバーを飾っています。同楽曲はYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』のコラボレーションシリーズ第2弾として生まれ、タイトル通りVaundyがプロデュースしています。シリーズ第1弾として公開されたLiSAとUruによる「再会(produced by Ayase)」は、視聴回数5000万回を記録、ストリーミング数も8400万回を超える大ヒットとなりました。Vaundyは「Aimerさん、miletさん、幾田りらさんの魅力を最大限に引き出せるようイメージして挑みましたが、実際レコーディングしたら想像をはるかに超えるカッコ良さで、最高の仕上がりになりました」とコメント。『THE FIRST TAKE』で公開された映像は5日間で再生回数400万回を突破、SNS等には絶賛の声が多く上がっています。

小沢健二「運命、というかUFOに(ドゥイ、ドゥイ)」


3月に「ウルトラマン・ゼンブ」、4月に「エル・フエゴ(ザ・炎)」、5月に「泣いちゃう」と3ヵ月連続でデジタルシングルをリリースした小沢健二。2021年を締めくくるシングル「飛行する君と僕のために / 運命、というかUFOに(ドゥイ、ドゥイ)」を12月22日(水)に発売しました。バンド編成での録音リリースとしては、2019年11月のアルバム『So kakkoii 宇宙』以来2年1ヶ月ぶりとなります。「飛行する君と僕のために」は、歌詞が女性の視点から描かれていて「運命、というかUFOに(ドゥイ、ドゥイ)」はメロディーが女性の視点、ラップが男性の視点で描かれています。そしてこのリリースと同時に、自身の1stアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』の全曲を、アナログマスターテープから原音に忠実にリマスタリングし、自身で特殊パッケージをデザインした限定再発盤もリリースに。「録音時に僕がスタジオで聴いていた音に最も近い音です」とコメントしています。

碧海祐人「午睡」


メロウでジャジーなムードを携えた情緒的なサウンドと、海外のインディR&Bなどからの要素も感じる繊細さや気怠さを混在させた歌声のシンガーソングライター、碧海祐人。今年は『FUJI ROCK FESTIVAL ’21』にも出演するなど早耳リスナーの間で注目されています。その碧海祐人が12月22日(水)に1stアルバム『表象の庭で』をリリース、『New Music Wednesday』には「午睡」がリストインしています。同アルバムは、石若駿客演の楽曲「夜風」や、注目のシンガーさらさが参加した「天象」など、シングル含む全11曲が収録。アルバムリリースにあたってyama、Mega Shinnosuke、浦上想起などからの推薦コメントも届いています。碧海祐人は「記憶を辿り行き着いた所で、覆われた壁と、しめやかな空気を見つけました。崩れそうな自己を立て直すべくして始まったはずの旅を、区切るべくして区切られた庭で、11曲の音の軸にしました。所々にあるあなたの奇跡的な瞬間や、途切れ途切れに傷む優しさとの、間隙を結ぶものを感じ取って頂けたらと思います」とコメント、彼の繊細かつ心地よい歌声に注目です。Spotifyではプレイリスト『RADAR: Early Noise』のカバーを飾りました。

Nulbarich「It’s All For Us」


2016年に1stシングル「Hometown」をリリースし、現在5周年目に突入しているNulbarich。5周年アニバーサリーツアー『Nulbarich The Fifth Dimension TOUR 2021』内でサプライズ発表され、ファンの間では既に話題となっていた新曲「It's All For Us」が12月22日(水)に配信リリースされました。タイトル通り「全ては僕達のために」とこれまでの5年間に起きた事や出会った人との繋がり、これから進んでいく果てしない未来についてを綴っている5周年ならではの作品です。そしてジャケット写真とロゴがアップデートされ、バンドのお馴染みのキャラクター「ナルバリ君」が新デザインで登場しています。Spotifyではプレイリスト『Soul Music Japan』のカバーを飾りました。

FKAツイッグス「Tears In The Club (feat. The Weekn)」


12月17日(金)にリリースされた、ザ・ウィークエンドをフィーチャーしたFKAツイッグスの新曲「Tears In The Club」が『New Music Wednesday』にもリストイン。今作はカニエ・ウェストのアルバム『DONDA』にも関わったサーカット、ベネズエラ出身の鬼才アルカ、今年はビリー・アイリッシュとロザリアのコラボソングも手がけたエル・グインチョがプロデュースを務めています。FKAツイッグスとしては、11月にラッパーのセントラル・シーを迎えてリリースした「Measure of a Man」に続く新曲、ザ・ウィークエンドとしては11月にリリースしたポスト・マローンとの「One Right Now」、ロザリアとの「La Fama」に続く新曲となります。FKAツイッグスのニュー・アルバムは2022年にリリースされる予定です。

24Kゴールデン​「More Than Friends」


昨年イアン・ディオールをフィーチャーした「Mood」でUSシングルチャート、UKシングルチャート1位を記録するなど世界的にヒットしたラッパーの24Kゴールデンが、12月17日(金)に新曲「More Than Friends」をリリース。ビズ・マーキーの「Just A Friend」をサンプリングし、プロデューサーとしてブルーノ・マーズのコラボレーターでもあるフィル・ローレンスなどが参加しています。SpotifyではUSの『New Music Friday』や『New Music Friday UK』、『New Music Friday AU & NZ』など多くの国で上位にピックアップされていました。『New Music Friday Japan』内でもパフォーマンスが良く、『New Music Wednesday』にリストインしています。

EVISBEATS、Nagipan、J.Lamotta.Suzume「Can you see it」


12月22日(水)に、EVISBEATSとNagipanの共作アルバム『PEPE』がリリースになりました。Nagipan(ex. MICHEL☆PUNCH)はレゲエ、ヒップホップを中心に、様々なアーティストのライブサポートやトラック提供、プロデュースしていることで知られるアーティスト。過去には楽曲「夜風に吹かれて」など、EVISBEATSと長きに亘ってライブ、制作を共にしています。同アルバムには、田我流などこれまで共演したアーティストや彼らと初共演となるアーティストが多数参加。『New Music Wednesday』には、J.Lamotta.Suzumeとの「Can you see it」がリストインしています。Spotifyではプレイリスト『Edge!』のカバーを飾りました。

JUVENILE「Friday Night TYO」


「From Tokyo To The World」を掲げ、独自のCity Musicを発信し続けるDJ兼アーティスト、音楽プロデューサーのJUVENILEが12月22日(水)に、アルバム『INTERWEAVE 02』をリリースしました。同アルバムは、2020年からセッションプロジェクトとしてスタートした『INTERWEAVE』シリーズの第2弾。向井太一、小柳ゆき、KEN THE 390など多数のアーティストが参加し、作詞でおかもとえみやLULU X(IMALU)らも参加しています。

トリー・ケリー、ファレル・ウィリアムス「I Say A Little Prayer (with Pharrell Williams)」


前作から5年ぶりとなる映画『SING/シング:ネクストステージ』がアメリカで12月22日(水)に公開され、一足先の12月17日(水)にサウンドトラック『シング:ネクストステージ – オリジナル・サウンドトラック』がリリースになりました。今回のサウンドトラックには、ビリー・アイリッシュ、ファレル・ウィリアムス、ホールジー、エルトン・ジョン、U2などの豪華なアーティストたちが参加。『New Music Wednesday』にはトリー・ケリーとファレル・ウィリアムスによるアレサ・フランクリンのカバーがリストインしています。タロン・エガートンによるコールドプレイのカバーや、スカーレット・ヨハンソン、リース・ウィザースプーンやニック・クロールなど海外版映画の声優キャストによる楽曲も多数収録されています。映画『SING/シング:ネクストステージ』は、日本では2022年3月18日(金)に公開されます。

文=竹内琢也、Y.SHOGO