より多くの幅広い世代の方に、時や場所を選ばずに新国立劇場の舞台芸術を鑑賞してもらえるよう、2021年11月に開設された映像配信プラットフォーム「新国デジタルシアター」。

この度、配信作品として、2020年11月に新国立劇場にて世界初演した藤倉 大作曲の新作オペラ『アルマゲドンの夢』が決定し、1月28日(金)より1か月間、無料配信することがわかった。

大野和士芸術監督が新時代の旗手として活躍する作曲家・藤倉大に委嘱し、話題の演出家リディア・シュタイアー演出、大野和士自らの指揮で世界初演を行った『アルマゲドンの夢』。H.G.ウェルズのSF短編から着想し、若いカップルを軸としてポピュリズムの脅威を描いた本作品は、舞台芸術が持ちうる今日性を最大限に発揮し、大きな反響を呼んだ。

夢のごとく幸福なカップルに、外界の強大な力の影が黒い染みのように広がり、やがて人類の破滅の悪夢が迫る……本作品は、ポピュリズムが席巻し、未知のウイルスの脅威が広がった今日まさに上演されるべき、観られるべきオペラと称されている。藤倉の雄弁な音楽と暗喩に満ちたテキスト、映像も効果的な美術とが織り成す片時も見逃せないスリリングなドラマが、スピード感いっぱいに展開する。

世界最前線のオペラの形を鮮烈に提示した『アルマゲドンの夢』を、映像配信で楽しんでみてはいかがだろうか。

なお「新国デジタルシアター」では、オペラ『セビリアの理髪師』、演劇『消えていくなら朝』が年末年始特別配信として2022年1月14日(金)14:00まで見ることが可能。さらに、オペラ『カルメン』は2022年1月18日(火)20:00まで、子どもたちとアンドロイドが創る新しいオペラ『Super Angels スーパーエンジェル』は2022年1月31日(月)14:00まで、オペラ研修所修了公演『悩める劇場支配人』(ハイライト)は2022年4月25日(月)まで配信中。