5thミニアルバム『ココロートの種』をリリースしたRhythmic Toy World。新体制になってから初のミニアルバムは、新しさとリズミックらしさが共存した――今の自分たちの立ち位置からバンド元来の魅力を見つめ直した内容となっている。前回のインタビューから約1年半が経過。その間のバンド活動について語ってもらうことで、今作に至るまでの思考を探った。

――前回のインタビューは2020年11月「犀日」をリリースした時でしたが、その後2021年5月にドラムの磯村貴宏さんが“永遠の活動休止に”入り、3人体制になって。

内田直孝(Vo/Gt):しかも今は須藤くんもライブにはいませんからね。さらにイレギュラーな形になってますけど。

須藤憲太郎(Ba):ちょっと膝をやってしまったもので。

内田:でも須藤くんもそろそろ復活できそうなんです。

――それはよかった。この体制になった直後ってどんな感じだったんですか? ライブもわりとすぐにやってましたよね。

内田:そうですね、サポートの佐藤ユウスケくんがすぐに入ってくれたので。サポートメンバーを入れてライブをするのが初めてだったし、ドラマーが変わると曲の雰囲気もがらりと変わるから、バイオリズムを掴むための時間はもちろん必要だったんですけど、思っていたよりも難しくはなかったですね。佐藤くんは元々リズミックのことをよく知ってくれている人なので、「ここがリズミックのいいところだよ」というのを客観的な目線から言ってくれたんですよ。

岸明平(Gt):それに、佐藤くんは磯くん(磯村)が尊敬する先輩だからドラムもすごく上手くて。

内田:サポートミュージシャンとしても活動している人だからね。

岸:そうそう。だから僕らもちゃんと上手くならなきゃいけなかったし、音楽の話もすごく知っている人だから、知識を教えてもらうこともあって。それで分かったんですけど、僕らには多分甘えちゃってたところもあったんですよね。

内田:同じメンバーで12年もやってると“言わなくても分かる”みたいな感覚がどうしても強くなるから、それによっておろそかになっていた部分もあったんじゃないかと。佐藤くんが音を出す時のテンション感は、ライブバンドとして活動してきた僕らとはまた違うベクトルのものなので、すごく刺激をもらっています。それに、今はバンドの中に主観と客観両方の目線があるから、ライブが終わったあとに感想を言い合うことも増えたんですよ。なので、今は自分たちにとっての挑戦を毎回設けながらライブをやっているし、終わったあと、どれだけ達成できたかをみんなで確認し合って、次に繋げる、という感じで。それがすごく楽しくて……そう、“楽しい”って感覚が一番強いですね。ちょっと精神年齢が低くなった気がする。

――いいですね。

内田:あと、最近は“この曲は僕はギターを持たずピンボーカルで唄った方がいいよね”という時に佐藤くんの弟にギターを弾いてもらうこともあって。今まではなるべく4人で完結させたいと思っていたけど、3人になった時点でその形にこだわる必要もないかなという考えになってきました。「犀日」がきっかけできっちゃん(岸)も鍵盤を弾くようになったし、サウンド面の広がりはライブでも表現できている状態です。

――磯村さんが活動休止後もたまに現れているのも含め、バンドの在り方がフレキシブルになってきてますよね。これまでは“この4人でRhythmic Toy Worldだ”という絶対的なものがあったけど、今は必要に応じてサポートも入れるし、“絶対にこの3人で”というテンションではない。Rhythmic Toy Worldがこの3人のことを指すワードではなく、もはや概念のようなものになりつつあるというか。

内田:そう、Rhythmic Toy Worldという概念になってるんですよね。前までは「この4人でジジイになるまでRhythmic Toy Worldをやってたい」と言ってましたけど、事実として1人減っちゃったからある意味吹っ切れたというか。

岸:直孝の夢は、ビッグバンドを作ることなんだよね。

内田:そうそう。僕ら3人だけでライブをやるんじゃなくて、ギターを弾く人が2〜3人いたり、コーラス隊がいたり……たくさんの人と一緒にステージに立ってRhythmic Toy Worldの音楽を演奏するのを最近は夢見てますね。僕らの音楽を“楽しい”と感じて笑ってくれたり、曲を聴いて泣いてくれたりする人たちと一緒にRhythmic Toy Worldを作れるのであれば、どんなことをしたっていいんじゃないかと思うし、ルールを決める必要もないし……だから「最後はビッグバンドにしたい」って冗談半分でよく話してるんです。

――今はそういう気持ちになれているにしても、この体制になった当初は、4人ではなくなったことに対する怖さや不安もあったのでは?

岸:めっちゃ怖かったですよ。

須藤:僕も正直怖かったです。それに、ライブの時に直孝は「正直怖いんだ」と言っていたよね。「あ、直孝もそう思ってるんだ」と思ったからすごく印象に残っているんだけど。

岸:でも佐藤くんが寄り添ってくれたので……不安を感じた期間は短かったよね?

内田:うん、凄まじく短かった。だから本当に恵まれているなあと思いますよ。メンバーが抜けたことがきっかけで解散や活動休止を選択するバンドもいる中で、僕らがそうならなかったのは、今まで出会ってきた人たちとの縁によるところも大きくて。だからすぐに「ここから俺らもっとヤバくなるかも」という気持ちの方が大きくなったし、何をやるにしてもドキドキワクワクしてるし。普通、このタイミングで須藤くんがケガをしたら、バンドのメンタルに影響が出てもしかたないと思うんですよ。だけど、これはこれで……

岸:結構楽しいよね(笑)。

須藤:ははは!

岸:須藤くんは絶対戻ってくるし、今得られているものがちゃんとあるから、戻ってきたあとさらに最強になるじゃん!って。

内田:だから全部に対して“今この場にあるものをどれだけ楽しめるか”というテンションで取り組めているし、自然とポジティブな考え方ができるメンタルでいられているのは周りにいる人たちのおかげで。今そういう人たちと一緒にRhythmic Toy Worldを守り、世の中に伝え続けていくことができているのは幸せだしありがたいなあと思っています。

――『ココロートの種』の制作はいつ頃始まったんですか?

内田:去年の5月に配信した「ドラマ」はこの中で最初にできあがった曲なんですけど、実は「青と踊れ」の企画も草案自体は1年以上前からあったんですよ。コロナの状況もあったのでタイミングを見つつだったんですけど、最終的に去年の年末からガガガッと動くことになって。その辺りのスケジュールが決まったタイミングでアルバムを作ろうと決めました。

――ということは、ライブ活動と並行して新曲の制作も?

内田:そうですね。とはいえ、少しずつライブ活動が戻ってきてはいるものの、前みたいに1ヶ月10本とかやっているわけではないので、曲を作るための時間はしっかりとれました。「青と踊れ」を作ったあと、0から1にする作業をやったのは「ゴーストタウン」と「バーサーカーステップ」と「ありったけ」で。「心音」と「残像とエイトビート」は前からデモがあった曲で、正確な時期は覚えていないんですけど、この2年間のどこかのタイミングで原型を作ったんだと思います。2曲ともデモには詞が乗っていなかったので、アルバムに入れようと決めてから歌詞を書いていきました。

――今回のアルバム、いつにもまして歌詞がいいですよね。

岸:そうなんですよ。上から目線みたいな言い方になっちゃいますけど、スゲーいい詞を書いてくれてるなあって僕らも思ってました。

内田:僕、SNSで自分の思想をあんまり発信しない方向にシフトしたんですよ。SNSではさも自分の意見かのように誰かの言葉を丸パクリしている人も多いから、言葉の価値がどんどん下がってきているように感じるし、自分の思想が汚染されていくような感覚があって。自分の思ったことは詞に乗せてナンボだと改めて思ったから、詞に込める気持ちはより強くなってきているんじゃないかと自分では思いますね。

――なるほど。

内田:そのうえで、20代前半の頃に唄っても響かなかっただろうけど、今だったら本気で伝えられるんじゃないかと思える言葉たちを選びましたね。例えば「青と踊れ」と「ゴーストタウン」は情緒不安定かってくらいキャラクターが違いますけど、Rhythmic Toy Worldってずっとそうだし、人間の本質もそうだと思うんですよ。普段生活をしていて「こいついいヤツだな」と思える人に出会える機会ってぶっちゃけ少ないなあと僕は思うんですが、僕が「嫌なヤツだな」と思っている人のことを「いいヤツだな」と思っている人がこの世にはきっといると思うし……そう考えると、基本的に悪いヤツはいないということになるし、人間って捨てたもんじゃねーよなと思うんですよね。

――「悪いヤツはいない」とまでは私は思えないけど、いいところも悪いところも持っているのが人間だというのはすごく分かります。

内田:僕自身、自分に対して「クズだな」「ダメだな」「醜いな」と思うことはたくさんあるけど、別に完璧超人じゃないし、そんなの目指してもいないし、しょうがなくない?みたいな。そこに対する肯定が最近の自分のコンセプトとしてありますね。

――「青と踊れ」はMV公開後大きな反響がありましたが、今仰ったことを内田さんが純度高く落とし込んだ曲でもあるので、それが評価に繋がったんじゃないかと思います。

内田:そうだったらありがたいですけどね。MVが公開されたあと、先輩後輩問わずたくさん連絡をもらったんですよ。それで思ったのは、彼らのダンスを見て涙が流れる理由って人それぞれ違うじゃないですか。例えば「自分の子どもを見ているようだ」とか「自分のそういう時代を思い出した」とか「今自分はこの子たちのように一生懸命になれていないから響いた」とか「ただただ素敵だと思った」とか。

――はい。実際にMVのコメント欄では様々な声が集まっていましたね。

内田:理由はそれぞれ違う中で一つ確かなのは、彼らが本物じゃなければきっと涙は流れなかったということだけ。彼らが踊っている姿を生で見た時にも思ったんですけど、やっぱり“真剣に本気”というのが何よりも大事なんですよね。さっきの話とも繋がるんですけど、僕らは今いい意味で“全員にいいバンドだと思われなくたってしょうがないじゃない”という気持ちになれているし、だからこそ、“いいバンドだと思ってくれる人を俺たちの音楽でどこまで連れていけるだろうか”ということに一生懸命になるのが、Rhythmic Toy Wolrdとして歩いていく道なんじゃないかという思考になりましたね。

――全体としては“新しいことにトライしていこう”という空気感もありつつ、“リズミックといえばこれだよね”というポイントもちゃんと押さえている印象もあって。その辺りのバランスって結構考えましたか?

岸:考えましたね。できることはいろいろ増えましたけど、最初の話にもあったように、佐藤くんから「リズミックはここがいいよね」というふうに言ってもらったことで自分たちの良さを改めて認識できたので、それをもう1回思い出そう、みたいな。佐藤くん、『オリンポスノフモトニテ』(2013年リリースの2ndミニアルバム)の名前を出してくれたんですよ。そのうえで「今のリズミックなら難しいことをしなくてもカッコいいと思うよ」「ストレートでいいんじゃない?」と言ってくれたのが、僕らにズバーンと来て。

内田:最初は「え、本当に?」と思ったけどね(笑)。

岸:(笑)。その時にはもう「青と踊れ」はできていたんですけど、他の曲はピアノとかを入れず、ストレートに行ってみようということになって。ギターもあえてあんまり重ねていなかったりするし、全体的に“昔を思い出して”という感じでやった部分も多かったので、そういうところからリズミックらしさを感じてもらえたのかもしれません。ただ、これまでのアルバムとは違って今回は全曲詞先だったので、“歌詞に対してどういう音の当て方をするか”ということを考えながら作ったというのは昔とは違うポイントかなと。

須藤:歌詞が先にあったのは大きかったよね。僕も歌詞やメロとリンクさせながら“この曲の場合、ベースはどこにあるべきだろう”と考えることが多かったし、その結果、曲によってベースの立ち位置が結構違っていますね。時にはベース&ドラムで一体となって攻めて、時にはボーカルを立たせるようなフレーズを弾いて、時には歌うような感じのフレーズを弾いて。いろいろなフレージングがあるかなと思います。

――いろいろなフレージングがある、というのは聴いていても感じました。ベースはもちろん、ギターやボーカルに対してもそう感じたのですが、その理由に心当たりはありますか?

内田:ここ2年で僕らがRhythmic Toy World以外の音楽に携わることが増えたからでしょうね。僕が他のアーティストさんに詞を提供することもあれば、僕ときっちゃんで楽曲を提供することもあるし、須藤くんは違う方の作った曲を弾くお仕事していたりするんですけど、そういう現場ではもちろん納期があるから“決められた時間の中でどれほどいいものを出せるか”という部分がかなり試されるし、いろいろと経験するなかで引き出しが増えたんですよね。各々の中に気づきがどんどん蓄積されていった先で、「じゃあRhythmic Toy Worldではどうしますか?」という感じでバンドに戻るから……やっぱりRhythmic Toy Worldが一番楽しいというか。

須藤:確かに。楽しいよね。

岸:うん。ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4トラックだけで何をやるかというのがバンドだと思うんですけど、「それってやっぱりめっちゃ面白いよなあ」と改めて思ったのは他の現場を経験したからだろうし。

内田:Rhythmic Toy Worldの魅力は自分たちが一番よく知っているし、語弊があるかもしれないけど、「くぅー!痺れるなー!」ということをバンドでは心置きなくできるから、振れ幅は広くてもRhythmic Toy Worldというものがドーンと真ん中にあるようなアルバムにできたのかなと思います。

――あと、ピンポイントで恐縮ですが、「ありったけ」を聴いて「終わりなき旅」(Mr.Children)じゃんと思ったんですよ。

内田:あー、それは俺も思いました。

――イントロからAメロに入る時に転調する構造が共通しているからそう感じたんだと思うんですけど、こういうJ-POP的な転調って今まであまりやってこなかったですよね。

内田:確かに。今までは、曲を作るうえで何からインスピレーションを受けているのかを分からないようにしたかったから、こういう転調を避けていたところもあったんですよ。だけど、カレーライスを作っていたのに途中でハヤシライスに変えるのはやめようと思ったというか……自分から出てきた瞬間、こういうメロディが鳴っちゃっていたんだったらそれが一番純度が高いわけだから、そのままの方がいいんじゃないかと思うようになったんですよね。それに、入り口で「ミスチルっぽい」と思われたしても、その先を聴けばミスチルとは違うということは分かってもらえるだろうし、最終地点が「この曲いいよね」だったら別に何でもよくて。そういう自信が持てているということかもしれないです。

――確かに。自信ですよね。

内田:きっちゃんが「○○っぽいと思われることを恐れなくてもいいんじゃない?」ということをすごく言ってくれたんですよ。

岸:うん。それで言うと、「ゴーストタウン」はシャッフルのリズムでちょっと今っぽい曲なんですけど、エンジニアの方から「今っぽいけど、ちゃんとリズミックに落とし込めてるね」と言ってもらえて。僕としては今っぽい音に結構寄せたつもりだったから、「結局リズミックになってるんだ」とそこで自信が持てたんですよね。だから、俺は“曲がよければそれでいい”という考えで。

内田:そういう話を制作の時に結構してくれたので、臆さずに行けたというのもあります。とはいえ、「今度はこういうジャンルの曲を作ってみよう」と思っても、全部が俺らに合うわけではないと思うんですよ。

岸:うん。シンセサイザーバキバキの曲とかは合わないだろうし。

内田:だから自分たちの中に「こういう音楽をリズミックでやったらめちゃくちゃいい曲作れそう」という感覚を持っているつもりで。

――なるほど、そういう目も養われているんですね。

内田:他のアーティストを見る機会が増えたことで、その人にとっての得手不得手を判断する力みたいなものも養われている気がします。だからデモも「きっちゃんがこのフレーズを弾いたらカッコいいだろうな」とか「ここのベースはあえてシンプルにしたい。なぜならここでこういうふうにステージに立つ須藤憲太郎が見たいから」とか、そういうことを思い浮かべながら作っていて。

須藤:「バーサーカーステップ」なんてまさにそうだよね。1番Aメロに入る前のところ、白玉(全音符)で伸ばしているんですよ。そこは直孝に「白玉にしてほしい」と言われたんですけど、「なんで?」って聞いたら、ライブ中に(ベースから手を離し両腕を上げて)「ウェーイ!」ってやってる姿が見えるからって言われて。

内田:ここで(メロディが)動いたとしても、どうせライブになったら3回中2回はやんねーよって(笑)。それで「須藤くん、あそこ全然弾かないよね」って言う未来が見えるから、もう最初から入れるのはやめようよという話をしました(笑)。

須藤:そうそう(笑)。

内田:でも俺は「あ、弾かなきゃ」とか思ってる須藤憲太郎より、バーン!って弾いてうりゃー!ってやってる姿の方が気持ちいいし、横で見ていてカッコいいなと思うのはそういう瞬間だから。同じように、きっちゃんからギターのアレンジについて相談された時も、ギタリストとしてこのフレーズがどうかということよりも、「きっちゃんだったらこっちの方がカッコいいんじゃない?」という部分を重視して答えましたね。

岸:だから他のギタリストからは「簡単じゃん」と思われるかもしれないんですけど、そういうことじゃないんですよね。例えば「ありったけ」ではオクターブ奏法というわりと簡単な奏法を使っているんですけど、速弾きとかするよりも、オクターブ奏法の方が曲に寄り添えるからこっちを採ったので。まあ、その反動で「ゴーストタウン」ではめちゃくちゃ弾きまくってるんですけど(笑)。

内田:……新しい機材買ったって言うから、使わせてあげないとかわいそうだなって(笑)。

岸:あはは!

内田:僕はメンバーが気持ちよさそうに演奏する姿を隣で見ていたいし、多分メンバーも僕が気持ちよく歌う姿を見たいだろうし、きっとそれが一つのエネルギーになってフロアにも届くんだと思うし。そのエネルギーを信じられているからこそ、“どんな曲を作ってもRhythmic Toy Worldにしか作れないものになっている”というアルバムになったんじゃないかなと思うんですよ。

――今の自分たちでリズミック印を押すということを恐れずにやっているアルバムですよね。

内田:そうですね。今まではライブに関しても“マストチューンばかりやっていたら面白くないかな?”と思っていたし、“同じことをやっていたらファンの方たちが飽きちゃうんじゃないか”と勝手に思っていたんですよ。それで頭でっかちになっていた時期もあれば、“こうした方がみんな喜ぶかな?”という作り方になっていた時期もあったんですけど、俺たちがいいと思うものを同じようにいいと思ってくれる人たちが世の中にはちゃんといるんだと、信じられるようになったというか。そういう音楽を今の僕らはやれていると思うし、そこに対して何か感じてくれる人たちが増えてきていることを日々少しずつ実感し始めています。

取材・文=蜂須賀ちなみ   撮影=風間大洋