2022年6月10日(金)〜19日(日)東京・よみうり大手町ホール上演される、S-IST Stage『ひりひりとひとり』のキービジュアルと全出演者の個別イメージビジュアルが公開となった。

本作は、俳優“春男”にまつわる、俳優6人と音楽家1人、7人による物語。2020年に上演が予定されていたが、新型コロナウィルスの影響を受け中止となった石丸さち子作・演出の完全オリジナル作品で、2022年に改めて初演を迎える。

今回解禁となったビジュアルは、鈴木勝吾演じる主人公“春男”が、粉塵のような雑音の中に閉じ込められているイメージを捉えたキービジュアルと、鈴木勝吾、梅津瑞樹、伊藤純奈、百名ヒロキ、周本絵梨香、塚本幸男と音楽家・森大輔の個別イメージビジュアル。これらは作品世界観を反映したイメージビジュアルとなり、本編ビジュアルとは異なるという。また配役も発表となった。

各プレイガイド先行 (抽選先行)が、4月28日(木)12:00 〜 5月9日(月)23:59 にて実施される。

イメージビジュアル

鈴木勝吾

鈴木勝吾

梅津瑞樹

梅津瑞樹

伊藤純奈

伊藤純奈

百名ヒロキ

百名ヒロキ

周本絵梨香

周本絵梨香

塚本幸男

塚本幸男

森大輔

森大輔

あらすじ

ひとりの俳優をめぐる物語。
ひとは向き合う、自分に、他人に、世界に。
ひとは向き合う、過去に、未来に、今に。
たくさんのひとりが、ひりひりと今日を重ねていく。世界はまだ見ぬ明日へ。
工藤春男は、父の家庭内暴力、それを苦に家族を捨てる母といった、
愛情に恵まれない家庭に育った。
思春期には、烈しい統合失調の症状とともに暮らしていたが、
家を出ること、詩を書くこと、演劇と出会うことで、心は落ち着きを見せ、
持ち前の表現力や独創性が評価されはじめていた。
所属する劇団の公演、チェーホフの「かもめ」で
トレープレフをキャスティングされた春男は、
いつものように稽古をし、いつものように仲間と時を過ごしていたが、
実家で父が孤独死したという報せがはいる。
父という、自分の記憶からすでに消していた深い憎悪の対象の死を、
どうして受け容れればよいかわからない春男。
心はどんどん過去に遡り、思春期に自分で生み出した珍妙な別人格二人が現れる。
耳の中に始終聞こえていた雑音はボリュームを増し、やがて新たな幻覚まで登場して……。
春男が突然稽古を休んだ日、恋人でもある伊達夏子は、心落ち着かぬまま稽古場にいた。
Wキャストでトレープレフをキャスティングされた親友の玉木賢は、
芝居の最中に突然、台詞がしゃべれなくなり、
夏子の胸に生まれた「ざわざわ」は止まらない。
東京に戻ってきた「ちりちり」した春男と、なんとかつながろうとする夏子と賢。
春男はやがて、二人とともに、生まれ育った街に向け「ひりひり」した旅に出る。
どこか遠いところで幻聴のように鳴り続ける音楽とともに。
それは三人それぞれが、自分と向き合う旅でもあった……。
六人の俳優と一人の音楽家が絡み合い、
ひりひりとした物語を軽妙な笑いと、軽やかな身体、豊かな音楽とともに語っていく。