“スーパー・トリオ”として高い評価を得ているピアニストのユジャ・ワン、クラリネット奏者のアンドレアス・オッテンザマー、チェリストのゴーティエ・カプソンによるアルバム『ラフマニノフ&ブラームス作品集』がドイツ・グラモフォンより2022年9月2日(金)に発売されることが決定した。

2021年にドルトムントのコンツェルトハウスで録音された今作は、後期ロマン派室内楽の金字塔であるラフマニノフとブラームスの作品を収録。ソリストとして世界中で活躍している名手3人の息の合った演奏による、ラフマニノフとブラームスのチェロ・ソナタとブラームスのクラリネット三重奏曲の貴重な録音だ。ラフマニノフのチェロ・ソナタについてユジャ・ワンは「ラフマニノフがチェロ・ソナタの中で作り出す対話は、とても特別なものです。録音では、ラフマニノフの魂が私たちを包み込んでくれているようでした」と語る。

また、ブラームスの作品について、「ブラームスの2つの傑作におけるブラームスの表現と、クラリネット三重奏曲でのアンドレアスの演奏から、同じような魔法とインスピレーションを感じました。私たち3人の自由な感覚とコミュニケーションをリスナーと共有できるのはとても嬉しいことです」とコメントしている。

ブラームスの三重奏で演奏しているオッテンザマーは、「ブラームス・トリオのような傑作を録音するのは大きな挑戦でしたが、親しい友人であるユジャとゴーティエと一緒であったからこそ実現できたことだと思います。彼らと一緒にステージに立つのはいつも自然に感じます」とコメント。

カプソンは、「この録音では、全てがとてもスムーズにいきました。そして、空気中にとても貴重で美しいエネルギーが漂っているようでした」と語っている。

3人はこの録音の準備として、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ヴィースバーデン・クアハウス、ラ・グランジュ・オ・ラック、コンツェルトハウス・ドルトムント、トンハレ・デュッセルドルフでこのアルバムの曲目を演奏し、ドイツ・デュッセルドルフのライニッシェポスト紙は彼らの演奏を「これ以上のものはない、理想的なキャスティング」と評している。

なお、先行シングルとして「ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38 第1楽章:Allegro non troppo」の配信がスタートしている。