2023年1〜2月東京・大阪・鳥栖・愛知・長野(上田)にて上演される、舞台『宝飾時計』。根本宗子がオリジナル脚本・演出を手がけ、高畑充希が主演する本舞台のテーマ曲を、椎名林檎が手掛けることが発表された。楽曲は舞台の上演に先駆け、11月16日にワーナーミュージック・ジャパンよりリリース予定となる。

本舞台で高畑が演じる主人公は、子供の頃から「女優」として生きてきて30歳を迎え、自分の人生に迷う日々を送っているという役柄。共演には成田凌、小池栄子、伊藤万理華ら豪華俳優陣が名を連ねる。登場人物それぞれの人生を描いた、新作舞台だ。

椎名林檎の書き下ろした楽曲「青春の続き」は劇中、主人公の人生にとって大きな意味をもつ曲として歌われる。この曲に込められた切なる思いを、劇場で感じ取ろう。高畑はかねてより“いつか椎名林檎に自身の出演舞台の楽曲を書き下ろしてほしい”と望んでおり、根本宗子のはからいで今回、ようやく叶えられた。 高畑の、子供とも大人ともつかない繊細な声でこそ出来上がった一曲となっている。

舞台『宝飾時計』

舞台『宝飾時計』

高畑充希 コメント

林檎さんに曲を書いていただく、という夢のような経験をするのは、人生で2度目です。
7年前、「人生は夢だらけ」という曲をいただいた時、私の目の前に広がる人生は本当に夢だらけに思えて、口から林檎さんの書かれた歌詞がスルスルと飛び出して、歌う度に心が踊りました。
そして今回、「青春の続き」で、人生への期待や俯瞰、 諦めや熱望を歌った時、それがストンと自分の中に落ちていって、そんな自分に驚きました。私の人生も少しずつ進んでいるんだな、と思いました。節目節目で林檎さんの楽曲に出会える私は、 本当に幸せ者だな、とも思いました。

楽曲をいただいたのはある日の朝でしたが、あまりの素晴らしさと、根本さんが書かれた台本との重なりに感激してしまって、お2人の才能の絡まりに立ち会えた気がして、ひとりでひっそり泣きました。
その日根本さんにお会いしたのでその話を打ち明けると、根本さんも「私も今朝泣きました」と言いました。沢山の方のお耳に届きます様に。

椎名林檎 コメント

椎名林檎

椎名林檎

『青春に続きがあるなんて』

「高畑充希氏に曲を書かせてもらいたいからよろしく」と、私は事務所へも亭主へも、度々釘を刺していた。ほどなく私を喜ばせたのは、児玉裕一のほうだった。かんぽ生命『人生は夢だらけ』の話である。充希氏のあの澄み渡った少年のような潔さはどうだ。好き、大好き。そもそも顔がいい。声がいい。なにもかもかわいい! 今回は、しっとりと大人になってきた彼女への書き下ろし。根本宗子氏の言葉により、きっとその湿度や質感は、生々しく表してもらえることだろう。さて私はどこから斬り込もうか。結局私の愛する充希氏の魅力を満ち満ちと詰め込もうとし、やっとでジッパーを閉められたものの破裂しそうになっているリモワみたくなっちゃった。どうもありがとうございました。

根本宗子 コメント

『宝飾時計』は自分のためではなく、他者のために生きることに命を燃やす少女の物語を描きました。劇作家としても女性としてもまだまだ未熟なわたしの描いた言葉散らかる物語に林檎さんがくださった楽曲は物語を越え、今までとこれからを抱きしめてくださるメロディと歌詞でした。今回のお稽古から本番までの期間はもちろん、わたしはこれからの人生で苦しい時、迷った時、この楽曲を数えきれないほど聴いて夜を越えることと思います。充希さんの歌う「青春の続き」本当に素晴らしいです。充希さんと林檎さんのコラボレーションなんて、誰よりもわたしが楽しみでした。この楽曲が聴ける演劇、そんなの誰よりもわたしが観たいです。 の演劇を創るのが自分だなんて。幸せと緊張でどうにかなってしまいそうです。

舞台『宝飾時計』東京公演は2023年1月9日(月・祝)〜1月29日(日)東京芸術劇場プレイハウスにて上演。その後、 2月2日(木)〜6日(月)大阪・森ノ宮ピロティホール、 2月10日(金)〜12日(日)鳥栖・鳥栖市民文化会館大ホール、 2月17日(金)〜19日(日)愛知・東海市芸術劇場 大ホール、 2月25日(土)、 26日(日)長野・サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホールにて上演予定。