アクションスポーツの国際競技会『X Games』。昨年に続き、2度目の日本開催となる『X Games Chiba 2023』がいよいよ5月12日(金)に開幕する。

世界最高峰の妙技の数々を間近で体感できる今大会だが、チケットはすでに完売している席種もあり、ソールドアウト間近という状況だ。観戦を考えている人は、急いでチケットを確保することをおすすめする。

というわけで、ここでは、まだ手に入る『X Games Chiba 2023』のチケットについて紹介していきたい。

※情報は4月13日現在のもの
※5月12日(金)は予選日で、一般のチケット販売は行われない

座席表

座席表

『X Games Chiba 2023』の席種は、大きく指定席と自由席に分けられる。指定席の各チケットは、座席から観戦するだけでなく、グラウンドへの入場が可能となっているのが大きな特徴だ。

なお、シートマップにもあるように、今大会ではグラウンド内にStreet(ストリート)、Park(パーク)、Vert(バート)、Flatland(フラットランド)、Moto-X(モトエックス)の5つの競技ステージが設置され、そこで各競技が行われる。指定席チケットを持っていれば、各競技コースの近くまで行けるので、より迫力のある観戦が可能となるだろう。

指定席チケットではグラウンドへの入場が可能。競技を間近で観戦できる

指定席チケットではグラウンドへの入場が可能。競技を間近で観戦できる

一方、自由席は、グラウンドへは入ることができないが、スタジアム全体を見渡せ、さまざまな場所から観戦できるのが特徴。競技をじっくりと楽しみたい人には魅力的で、リーズナブルに競技を観戦できる。

他にも、ファミリーやグループで利用できるボックス席や、VIPサービスが提供される【XIPルーム】など、さまざまな席種が用意されている。そんな、各チケット・シートの特徴を以下にまとめてみた。

■フィールドシート(各日50,000円)

グラウンドの最前列に位置する指定席。各競技コースまでのアクセスが良く、グランドと席の行き来がしやすい。競技はコースの近くで観戦したいという人には、うってつけのチケットとなる。

ストリートサイド(1塁側)とパークサイド(3塁側)の2カ所に設けられており、購入時に選択が可能。お目当ての競技がある人は、その競技ステージに近い側を選ぶと良いだろう。

フィールドシート

フィールドシート

また、このチケットは「大会限定オリジナルスケートボードデッキ」と、「大会限定オリジナルTシャツ」の特典付きとなっている。

このうち、「大会限定オリジナルスケートボードデッキ」は、ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト・山口歴が描き下ろした、大会アートワークがデザインされている。一方、「大会限定オリジナルTシャツ」はフリーサイズで、大会のロゴがあしらわれた。

大会限定スケートボードデッキ(画像はイメージ)

大会限定スケートボードデッキ(画像はイメージ)

大会限定オリジナルTシャツ(画像はイメージ)

大会限定オリジナルTシャツ(画像はイメージ)

■エキサイトシート(各日30,000円)

「フィールドシート」の後方に位置する指定席。「フィールドシート」と同様にグラウンドへのアクセスが良好で、競技を近くで観戦したい人におすすめ。こちらもストリートサイドとパークサイドの2カ所に設けられ、購入時に選択ができる。特典は「大会限定オリジナルTシャツ」だ。

エキサイトシート

エキサイトシート

■1F自由席(各日6,500円)

スタンドの1階部分に設けられた自由席。野球でいうところの外野席からバックネット裏まで、グラウンドをぐるりと取り囲むように配置されている。スタジアム全体を見渡すことができ、好きな位置から自由に観戦できるのが魅力だ。

1F自由席

1F自由席

■2F自由席(各日5,500円)

スタンドの2階部分に設けられた自由席。スタジアム全体を俯瞰で眺めることができる。こちらもさまざまな場所から自由に観戦できるのが特徴。

2F自由席

2F自由席

■車いす席(各日6,500円)

車いすで利用できる自由席。スタジアム全体を見渡せる位置にある。付添は1名までとなり、付添者用の座席も車いす席と同額チケットが必要となる。

■ピクニックボックス(5名席/各日65,000円 ※1人あたり13,000円)

パークサイドエリアの1Fスタンド後方に設けられたボックス席。大型のテーブルを中心に、個席シート2つと3人掛けベンチが置かれている。グループや家族でテーブルを囲み、食事をしたり、談笑したりしながらの観戦が楽しめそうだ。

グラウンドへの入場も可能。チケットは5枚1組で販売している。

ピクニックボックス(5名席)

ピクニックボックス(5名席)

■シーガルボックス(5名席/各日45,000円 ※1人あたり9,000円)

パークサイドエリアの2Fスタンド後方にあるボックス席。テーブルを中心に個席シート2つと、3人掛けベンチが配置されており、こちらもグループや家族での利用に最適。屋根があるエリアなので、雨天でも安心して観戦できる。

グラウンドへの入場も可能。チケットは5枚1組で販売している。

シーガルボックス(5名席)

シーガルボックス(5名席)

■キャンプボックス(5名席/各日45,000円 ※1人あたり9,000円)

パークサイドエリアの2Fスタンド後方にあるボックス席。“アウトドア”をコンセプトにした作りになっており、キャンプ感覚でリラックスして観戦できる。

テーブルを中心に個別シート2つと3人掛けベンチシートを配置。広々としたテーブルはフードを置きやすく、食事がてらの利用に最適。屋根があるエリアなので、雨天でも観戦しやすい。

グラウンドへの入場も可能。チケットは5枚1組で販売している。

キャンプボックス(5名席)

キャンプボックス(5名席)

■XIPルーム(13日・14日の2日間通し券)

ストリートサイドにあるVIPルーム。空調が完備されており、ゆったりと観戦できる。ホスピタリティーも豪華で、ウェルカムシャンパンに始まり、ランチとディナー(14日は軽食)、ドリンクがふるまわれる。

「大会限定オリジナルTシャツ」「大会限定オリジナルデッキ」「オフィシャルガイドブック」を特典として用意。駐車券もチケットに含まれているので、車での来場も可能だ。

6名部屋、8名部屋、10名部屋、18名部屋の4タイプがあり、それぞれ料金が異なる。

【18名部屋】
・収容人数:最大18名
・料金:18名/2,700,000円

XIPルーム(18名部屋)

XIPルーム(18名部屋)

【10名部屋】
・収容人数:最大10名
・料金:10名/1,500,000円

XIPルーム(10名部屋)

XIPルーム(10名部屋)

【8名部屋】
・収容人数:最大8名
・料金:8名/1,200,000円

XIPルーム(8名部屋)

XIPルーム(8名部屋)

【6名部屋】
・収容人数:最大6名
・料金:6名/900,000円

XIPルーム(6名部屋)

XIPルーム(6名部屋)

ウェルカムシャンパン

ウェルカムシャンパン

13日(土)はランチとディナー、14日(日)はランチと軽食が提供される

13日(土)はランチとディナー、14日(日)はランチと軽食が提供される

※その他、ダグアウトボックス(5名席)、キャンプボックス(4名席)、キャンプボックス(3名席)、2Fボックスシート(5名席)、2Fボックスシート(2名席)、シーサイドシート、Mロッソシートは完売

さて、最後に会場となるZOZOマリンスタジアムへのアクセスも確認しておきたい。

最寄りのJR京葉線・海浜幕張駅からは、徒歩で15分。駅前からはバスも発着しており、こちらを使えば6分ほどで球場に到着する。そのほか、球場へのバスはJR総武線・幕張本郷駅・幕張駅・稲毛駅、JR京葉線・幕張豊砂駅からも発着している。

なお、海浜幕張駅までは、東京駅から各駅停車で約40分、快速で約30分。蘇我駅からは各駅停車で約15分となっている。

一般利用の駐車場は用意されていないので、当日は公共交通機関を使っての来場をおすすめしたい。

アクセスマップ

アクセスマップ