株式会社KADOKAWAは、2023年9月15日(金)公開の岡田麿里監督作品『アリスとテレスのまぼろし工場』の原作小説を映画公開に先駆けて2023年6月13日(火)に発売することを発表した。

『アリスとテレスのまぼろし工場』は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『さよならの朝に約束の花をかざろう』など数々のヒット作を生み出している、岡田麿里監督の最新劇場アニメーション。

本作は、工場の爆発事故により時が止まり、変化を禁じられた世界を舞台に、少年少女たちが悩み葛藤しながらも未来を選び取っていく痛みと成長の物語。
 
岡田監督本人がみずから小説を執筆するのは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』以来、約10年ぶりとなる。

登場人物達の悩みや葛藤、繊細な心の動きが監督自身の言葉で綴られており、読んでから映画を観れば、それぞれの場面やセリフをより深く堪能できるはず。また、カバーイラストは、角川文庫版のみの限定カット。『アリスとテレスのまぼろし工場』の世界観が美しく表現されている。