元衆院議員の金子恵美氏(47)が7日、読売テレビ・日本テレビ系「サタデーLIVEニュース ジグザグ」(土曜前11・55)に生出演し、コメの供給を巡る今後と食料安全保障について私見を語った。

 5キロあたり4000〜5000円台で価格が高止まりしていたコメ価格について、小泉進次郎農相が随意契約による備蓄米を放出。2000円前後で店頭に並んだ。

 備蓄米が底を尽きた場合を見越して、小泉氏は外国産米の緊急輸入も選択肢であることを明かしている。金子氏は「反論があるのは、農水族の方々なんじゃないかなと思う」としながらも、今夏の参院選を前に「選挙が終わるまでは表立って文句は言わない。黙ってるだろう」とも推測した。

 一方で気になるのは、緊急輸入がどのような形で行われるかだという。「その農林族と話したんですけど、これやってくるだろうねという話で、緊急輸入というのが、一時的な輸入なのか、抜本的な規制改革になるのか、意味合いが変わってきて」。抜本的な規制改革が進み、コメを他国に依存する構造になれば、2つの大きな問題が起きる可能性があるという。

 「もし抜本的な規制改革で、大量に入ってくるとしたら、米価は暴落するだろうとなると、生産意欲をそがれてしまう。今まさに田植えを終えて、稲を管理して、秋の収穫、新米を待ち遠しく思っている農家の方からすると、大変動揺することなんですよね」。生産者の生産意欲低下を心配しつつ、「農家がその結果、いなくなってしまったら、こんなに食料自給率38%と低い国なのに、安全保障の観点で言ったら、国防もアメリカに依存しているいびつな関係です。だけど食料まで他国に依存する形になったら…」と懸念を示した。その上で「食料とエネルギーと、そして国防、防衛と、この安全保障を同じ感覚で考えた方がいいんじゃないかなという人はいます」とも述べた。