ジャーナリストの池上彰氏(66)がメインキャスターを務めるテレビ東京「池上彰のニッポンの大問題〜都議選ライブ〜(仮)」が、東京都議会議員選挙の投開票が行われる7月2日(後7・54〜10・24)に生放送される。池上氏による同局の選挙特番は、大物政治家がムキになるような鋭く切れ込む質問が人気を集め“池上無双”と反響を呼んできたが、都議選を扱うのは初。また、都議選をゴールデンタイムにテレ東系6局ネットの特番で生放送するのは同局史上初となる。

 テレ東の選挙特番は「池上彰の○○選ライブ」として定着。2010年の参院選、12年の衆院選、13年の参院選、14年の都知事選、14年の衆院選、16年の参院選、16年の都知事選などを扱ってきた。視聴率は13年の参院選、14年の衆院選、16年の参院選と民放1位。3連覇を成し遂げている。16年の「池上彰の参院選ライブ」はタブーを恐れぬ姿勢が評価され、テレ東の番組史上初となる「菊池寛賞」を受賞した。

 今回、東京都の地方選挙をテレ東系6局ネットの生放送特番にするのは、昨年7月の都知事選特番以来。池上氏は都議選が安倍政権に与える影響などを解説。小池都知事ら有力政治家と中継を結び、直撃インタビューも行う。

 池上氏は「小池都知事が誕生して都民ファーストの会という地域政党をつくったことや豊洲への市場移転問題は今、東京都の話にもかかわらず全国のニュースとして多くの人たちが関心を持つようになってきました。となると、東京都議選自体は東京都ローカルの話なんですが、その結果というのは全国の人たちが注目をしています」と切り出し「考えてみると都道府県の議会は普段なかなかニュースにならない。でも一体、都議会議員は何をやっているんだろうというのは結局、視聴者のそれぞれの地域の地方議員が何をやっているかにつながっていくと思います。つまり、地方自治ってなんだろうかというのを東京都民以外の人にも考えてもらえる、そんなきっかけになる。だから全国のニュースとしてやることの意味があると思っています」と今回の都議選の重要性を説明。

 「そして実は東京都議選の結果って、その後、国政選挙がどうなるかを先取りする形で動いているんですね。これからの国がどうなるかということを占うことができるのではないかと思っています」とコメントした。

 テレビ東京報道局の宮崎一幸プロデューサーは「内閣支持率の急落など、政治の風向きが大きく変わる中、今回の都議選は永田町でも『“安倍一強”の先行きを左右する』と大注目されています。テレビ東京では首都・東京の“地方選挙”を全力取材。日本の先行きを徹底的に占います。合わせて、地方議員の仕事や待遇なども池上解説。家族で学べる『都議選ライブ』。ぜひ、ご期待ください」とアピールしている。

 大江麻理子キャスター(38)と相内優香アナウンサー(31)が池上氏とMCタッグ。ゲストは峰竜太(65)宮崎美子(58)東貴博(47)坂下千里子(41)。中継は狩野恵里アナウンサー(30)小島瑠璃子(23)が担当する。