衆院議員の上西小百合氏(34=無所属)が自身のツイッターに突如つづったサッカーについての私見をめぐり、SNS上で現役選手をも巻き込んだ騒動に発展している。

 上西議員は15日に埼玉スタジアムで行われた浦和とドルトムント(ドイツ)の国際親善試合で浦和が2―3と逆転負けを喫した後に「浦和酷い負けかた。親善試合は遊びなのかな」と唐突にツイート。これに対し、Jリーグ各クラブのサポーターを中心とするサッカーファンから怒りのリプが相次ぐと、上西氏は「なんかブーブー言ってる」「調べたら次はヤンマースタジアムだった。埼玉スタジアムならゴール裏行くのに」などとあおり気味のツイートを連発し、サポーターたちの怒りにさらなる火をつけた。

 ここに現役選手も参戦。東京V時代の2005年にスペインの強豪レアル・マドリードと親善試合で戦った経験もあるGK高木義成(38=J2岐阜)が「浦和の負けが酷かったって?親善試合が遊びって?どの口が言うのか。ハイライトしか観れてませんが、日本の中のただの1人のプロサッカー選手として言わせてもらう。酷いってなに?遊びってなんだ?久々にアタマにきたわ」とツイートし、フォロワーからは賛同のコメントが相次いだ。

 すると、上西議員は「少しは骨のある選手がいるんですね。見直しました。ただ直接言って下さいね。男なんだから」と高木にリプを返すなど“泥仕合”の様相に。ここで高木が「先生失礼致しました。男として足りませんでしたね。昨夜の試合だけでなく、今後の日本のサッカー界を盛り上げる案などをお立場から頂けたら嬉しく思います」と“大人の対応”をし、騒動の収束を図った。

 しかし、上西氏はその後も「浦和で街頭演説でもしましょうか」「サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」とツイッターでの発言をエスカレートさせた。

 これには高木ではなく別の現役Jリーガーが反応。元日本代表MF石川直宏(36=FC東京)が「はじめまして。Jリーグを観て育ち、Jリーグで心身ともに成長してこれた立場として申します」と紳士的に問いかけると、「自分の想いだけでなく、人生乗っけてくれる皆の想いを胸にピッチで戦える事がこの上なく幸せだと感じる選手がいることもご理解下さい。そんな雰囲気も是非味スタで感じて欲しいな。お待ちしています」と試合観戦を呼びかけた。

 なお、上西氏は16日午後10時時点で石川のツイートには反応していない。