しゃべくり漫才のレジェンドコンビ「中田カウス・ボタン」が大阪ミナミの吉本興業本社で結成50周年会見に臨み、中田カウス(68)は「きんさん・ぎんさんのように存在だけで笑いのとれるよう、100歳までやりたい」と1990年代に人気を博した長寿双子の成田きん、蟹江ぎんさん姉妹を大目標に掲げた。

 「気がつけば、他人の男同士が50年続けてる。それに意味があるんです」とカウス。相方・中田ボタン(69)は「不思議なもんですね」と笑った。1967年3月に結成して50年。「ケンカもしたことがない」というカウス。コンビ解消せず、長年やってこれた秘訣を「ネタ合わせをすること。新ネタを作り続けること」と挙げた。お互い、ネタを練りあげ、時代に合わせ、いくらベテランになろうと前向きな姿勢を貫いてきた。そのおかげで「間の取り方、呼吸の使い方ができるようになった」とカウスが熟練の技をアピールした。

 お互い、健康には気遣っている。夏休みのこの1週間は7日間で26公演。1日4回の舞台をこなすハードスケジュールも問題にしない。カウスは「4回公演の後、ジムに行ってストレッチ、筋トレをやって。4回の漫才の1回目と4回目のデキが変わらないように。2回目、3回目と疲れがくるようになったら、引退せなアカン」と自ら肝に命じている。

 自分たちだけに目を向けているわけではない。上方漫才の普及のため、カウスが企画し、13年10月にスタートした「漫才のDENDO全国ツアー」が、4年かけて10月30日の東京公演(恵比寿ザ・ガーデンホール)で47都道府県制覇となる。それにさきがけ、9月28日には台湾で公演も。「今回の全国ツアーはどこへ行っても拍手をいただいた。まだまだ観てない人がいるが、なかなかNGKには来れない。ならば、こちらから行こうと。台湾など、アジアも回ります」とカウス。11月10日の大阪公会堂から全国ツアー2週目に突入。「2週目の大阪は、雨上がり(決死隊)にゲストで来てもらいましょうか?」とカウスは不倫騒動の渦中にいる「雨上がり決死隊」の宮迫博之(47)へのオファーを匂わせるリップサービスも忘れなかった。