俳優の坂上忍(51)が14日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に出演し、レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(33=ALSOK)らに対するパワーハラスメントが認定され、日本協会強化本部長を辞任した栄和人氏(57)の謝罪会見に言及。同氏が会見でパワハラの原因を「コミュニケーション不足」と弁明したことに不信感を口にした。

 番組では、この日午前に行われた栄氏の会見内容を取り上げた。栄氏は「伊調選手、田南部コーチに深くおわび致したいと思います」と謝罪しつつ、パワハラ認定については「コミュニケーション不足が生んだことがこのような事態になったかなと深く反省しております」と発言。伊調への直接謝罪については「これから協会を通して会って直接謝罪したい」とまだ行っていないことを認めた。

 会見について、坂上は「おおよその非は認めつつも、パワハラというものにまだまだ認識不足な点があるのではないかという印象を受けた」と指摘。

 中でも、話題の中心はパワハラの原因がコミュニケーション不足だったのではないかと話した点。坂上は「パワハラをコミュニケーション不足で片づけていいのかというのは多分にある」「コミュニケーション不足と言いながら、自分の都合のいいようにコミュニケーションしたいと思ったら、それイコール、パワハラになりかねない」と“コミュニケーション不足”という言葉を使ったことに不信感。タレントの薬丸裕英(52)も「コミュニケーション不足って言葉に“え?”っていう感じになった。ちょっと開いた口がふさがらない。後から自分がしてしまったことを蓋するようなコメントを添えちゃうのかな」とバッサリと切り捨てた。

 栄氏がパワハラ認定後、ようやく謝罪を行ったことにもチクリ。坂上が「このタイミングですか?という意見があるのは事実」と切り出すと、薬丸は「(すでに志学館大で)指導しているんですよね。パワハラ認定を受けて、まず謝罪でしょ。順序が明らかに違う」とぶ然。伊調への直接謝罪がまだされていないことに「言い訳が透けて見えちゃう。悪いと思ってないんじゃないですか?って」とあきれ顔だった。