◇第69期大阪王将杯王将戦 7番勝負第7局第2日(2020年3月26日 新潟県佐渡市・佐渡グリーンホテルきらく)

 【渡辺王将に聞く】

 ――本局を振り返って。

 「飛車と角を切ったのは他に代案がなかったから。指し掛け(第1日終了時)の時は駒損がちょっと大きいのかなと思っていた」

 ――良くなったと感じたのは?

 「駒損が解消したあたりで良くなったのかと。勝ちと思ったのはだいぶ後だったが」

 ――シリーズ7局を振り返ると?

 「5局目、ちょっといい将棋を落としてしまい、カド番になってかなり厳しいと思った。6局目が結果的に逆転勝ちだったので、そこが一つ大きかった」

 ――この3カ月について。

 「2日制で持ち時間が8時間と長丁場。濃い将棋が多かった。際どい将棋も多かった。凄く大変な番勝負だった」

 ――体調面で気をつけたことは?

 「対局が(棋王戦との並行などで)多く、体調は二の次。研究が追いつかないと話にならない。その時間をなんとかやりくりすることを考えていた。1月から今日まで厳しい時間が長かった」

 ――タイトル戦のフルセットはこれで8勝2敗。勝負強さの秘けつは?

 「王将戦では負けたこともあるので…今日は先手番で先に攻めた良さが残った内容ではあったし、そういった運もあったのでは」