演出家・宮本亞門氏(62)が2日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)にリモートで出演し、沖縄県の玉城デニー知事の言葉に心を動かされたことを明かしつつ、政府の対応を「事務的」と批判した。

 玉城知事は、県独自の緊急事態宣言を発出した1日の会見で、自らマスクを取って新型コロナウイルス収束へ共闘の必要性を呼びかけた。宮本氏は「彼が演説した後に、マスクを取って言ったことが大切。『一人一人の努力が必要で、みんなで力を合わせて、危機的状況を一緒に乗り越えていきましょう』と熱く語ったわけですよ。これは国が言ってくれていないこと」と指摘した。

 玉城知事の熱のこもった言葉とは対照的に、連日、具体策が出ない政府の反応は、宮本氏にとっては冷徹に映る様子。「国から『一緒にやりましょうよ、必ず乗り越えられます』という、生の心に伝わる言葉が欲しいんです。あまりにも事務的で、紙を見ながら(の会見)じゃなくて、人間対人間として」と手ぶりをまじえながら主張した。

 感染者の急増でひっ迫する医療現場についても、「危機的状況が『起こった』んじゃなくて、見えてるでしょう?世界がそうなんだから。その状況を先読みする力が欲しいですよね」と、政府の対応の遅さを厳しく指摘した。