ジャニーズ事務所は17日、近藤真彦(56)に無期限の芸能活動自粛処分を下したことを発表した。一部週刊誌で25歳年下の女性との不倫が報じられており、本人が事実関係を認めたという。ジャニーズ最年長の所属タレントで“長男”と言われる近藤。今年は歌手デビュー40周年の節目だったが、自覚を欠いた行動で一気に暗転した。

 近藤の過去のスキャンダルには89年大みそかに行われた「金屏風(びょうぶ)会見」がある。

 同年7月、当時交際していた歌手の中森明菜(55)が近藤の自宅で自殺未遂。明菜は約半年間、表舞台から姿を消していたが、突然大みそかの午後10時すぎに会見することに。緊急復帰会見という名目だったが、近藤も姿を見せた上、バックが金屏風だったため、報道陣は「婚約会見か」と大慌てとなった。

 ざわめく中で近藤は「明菜ちゃんがこうして復帰するレールを引くお手伝いが少しでもできたということにすごく喜びを感じて、1989年最後をこうして飾れたことが一番僕にとってうれしいことです」とあいさつ。

 一方の明菜は経緯について「一番信頼しなくちゃいけない人たちを信頼することができなくなってしまった。あとは短い時間では言えません」と語った。近藤の自宅へ行ったことについては「信用ができた本当にたった1人の人だったので」と説明。「そんな一番大切な人を傷つけることになってしまって。どうしようもないバカだと思います」と続けた。

 どうしても金屏風が気になる報道陣は「結婚しようとか、婚約しようとかいう話はどうなっているんですか?」と質問。これに近藤は「そういうことはまったくないです」と回答した。テレビカメラが捕らえた明菜の表情は困惑しているように映った。

 その後、うつむいていた明菜はうながされるように友人としての握手を近藤とかわして会場を後にした。